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第十三話:魔族王:

部屋で待っていると扉をノックしてメイドらしき

人が入って来る例の魔族王の部下だろう


「お待たせいたしました魔族王が別の部屋を

用意しています多少遠いですがついて来てください」


魔族王は別の部屋に居るらしいついていって

しっかり話をしよう特に気になる点は

今の所無いが魔族王ってどんな人だろう?


部屋を出てゆっくりと屋敷の中を歩いて行く

壁に数枚の絵や写真が飾られている、写真がある

という事はそれなりに技術が進んでいる筈だ

前のメイドについて行き一つの大扉に辿り着く


「着きましたここが案内するよう言われた

娯楽室です飲み物は中に冷蔵庫がありますので

そこから飲んでください皆様お疲れ様でした」


扉デカくね?中にいる魔族王がデカいって

事じゃ無いか?いや気にしすぎだろうか?

取り敢えず私達は扉を開けて中に入る


「失礼します魔族王様今日は魔族達と

友好的な関係を築き我々の集落建設を

見守っていただこうと話し合いにきました」


頭を上げると派手な柄シャツに革ジャン

黒いジーンズリーゼントにグラサンの男がいる

まさかこのヤンキーが魔族王なのか?


「堅っ苦しい、肩の力抜いてまぁ友人と

話すぐらいできてくれて良いもっかい挨拶してみ」


え〜???思ってたのと全然違うもっとこう

厳かな人だと思ってたんだが取り敢えず挨拶だ


「初めまして義勇軍隊長のハル・レオン=ハートです

部下達と魔族王さんとダチになりに来ました

あと村作ってますのでそちらを夜露死苦〜!!」


あ〜こりゃ滑った間違えてる筈だ

いやコレでいいのか?夜露死苦は古く無いか?


「お、おお?勢いあるなぁオマエハルちゃんだな

よろしくな俺は魔族王のバール・インフェルノ

って名前だけやたら派手な魔族王だ名前負け

しないようにこんなカッコしてるが気にせず

接してくれ取り敢えずオマエら炭酸イケるか?」


そう言って冷蔵庫から黒い瓶と炭酸水を出し

ジョッキに注いでゆく間違いないコレはコーラだ

炭酸はたまに湧く場所があるそうだが

原液を作った人がいるのか?久々に見ると

かなり美味そうだコレを飲めるのだろうか?


「ほらよジョッキ冷やしてるから美味いぞ

じゃんじゃん飲んでここは娯楽室遊んで行け

募る話はその後だ頭の隅に置いとけ」


よく見るとダーツ台にビリヤード台

端の方に麻雀台とトランプ台それに

ピンボールに旧式のボーリングゾーンまで有る

というかかなり広いな娯楽室だけで二部屋分ある


「大体一緒に遊んでみれば相性なんて分かるんだ

みんなで楽しんでその後話せばいいじゃねぇか」


確かに一理あるひとまず遊んでから決めよう

それにコーラがぬるくなる前に飲まないと


「いただきます!!」


グッと流し込むと喉の奥と舌でパチパチと弾け

旨味と甘味が全身にほとばしる久しぶりのコーラ

数年ぶりだ炭酸は保存と製造が大変で

うちの船では無くなったんだよなぁ〜残念だ

しかしまた飲める事なるとは有り難い


「久々に飲むと美味いだろう炭酸泉の捜索から

初めて、ライムに近い果実栽培と黒糖の製作に

ハーブスパイスの調合色々大変だったんだが

数年前に出来た、そして今娯楽都市を作る為に

色々やってるんだがアンタらの建設技術と

マンパワーを借りれればその夢も叶いそうなんだが

そっちを貸してもらった方が俺的には助かるから

遊び終わるまでに考えておいてくれると助かる」


なるほど結論は出てるから相性を見て頼むって事か

こっちも遊びでは負ける気は無いどんなものか

見てもらおうじゃ無いか、まずはダーツで勝負なら

タカヤに頑張ってもらおうじゃ無いか頼んだぞ!


「リーダー任せてくれ」


タカヤが構えるとバールが「ほう…」と呟く

どうやらタカヤの佇まいで力量が分かるようだ

まぁ負ける事は無いだろうが気をつけて勝ってくれ

かなり良い勝負だったが投擲に慣れた分

タカヤが何とか勝てた次のビリヤードはシズが

戦うがギリギリで勝てトランプゲームは

レオンに任せたとなると私はボーリングだな

力加減に気をつけて最適なボールを選ぶんだ

よしコイツだなスパーンと弾いてやるぜ後攻だ


「バールさんお先にどうぞ」


フゥーと空気を吐き鼻から吸うと吸い込む


「そんじゃあ先に投げさせてもらうけどいいかな?」


別に構わないが何か特殊なルールなどない筈だ

ちゃんと戦って追いつけば勝てる筈だが難しいか?

カーンガラゴロと良い音が鳴り倒れる流石魔族王

王と言われるだけの力量はある切れ者だし

ゲーム以外で敵にしたく無いなこりゃ勝てるかな?


「おっと少しズレた」


何かあったようだコレは勝てるんじゃ無いか?

しっかり狙ってピンを倒すしっかりガツンと


「そりゃ〜!!」


何とか勝てたが危なかった魔族王の方は

まだまだ本気では無かった気がする 


取り敢えずコチラは人材と技術を貸し

か娯楽都市の制作も手伝う事になった


勝利の美酒ならぬ勝利のコーラに酔いしれた


「くぅ……はぁ…!美味い!!」


何とか勝って良かったしかし美味いコーラだ

また遊びに来る約束をして帰路についた

何とか勝てたしコーラを少し貰ってしまった

今日は帰ったら根菜と肉のコーラ煮込みでもしよう


確か作り方は皮をむいたジャガイモと角をけずった

大根を茹で水を捨てたら一口大の豚バラブロックと

手羽先を突っ込み醤油中量とコーラたっぷりを

蓋をせず茹でる減ったら。足してを繰り返し

ジャガイモと大根がに火が通り肉が柔らかくなったら

軽く冷まして冷蔵庫に入れ20〜30分放置

で出来上がりついでにドワーフウイスキーに

残ったコーラを入れてコークハイボール!!

コレが合うんだよなぁ〜くぅ〜美味い

みんなも呼んで晩御飯にしよう絶対美味いもん


「なぁ今日うちで晩御飯寄ってかないか?」


その晩皆で食べて飲んで娯楽都市が

どんなものになるか皆で話し合った

今日はとても有意義な1日になったと思う


問題は娯楽都市を作れるだけの技術が

うちにあるかなのだがその事は上に相談しないと

分からないあまり考えたく無いので今は

飲んで食べて空想を遊ばせる、これ現実逃避なのか?

まぁ上手く行ったら良い事しか無いし頑張ろう


「多分…大丈夫だよな…」


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