表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

177/208

170幕間:愚かなる種族ども(アイギス)

 

 あたしの名はアイギスラントブルカ=ブラッドレイン=ボーンテッドブルーン。誉れ高きの最高血種の姫。

 妾は、人間などという愚かな種族を生み出してしまったことに後悔しておる。

 じゃから、一時は、人間を始末しようと、ラビリンスなどと名付けられた地下に巣食った人間どもを排除しようとしたものじゃ。


 じゃがの、タツヤとかいう転生者によって阻まれた。


 しかも、奴のせいで、結構な気をつかってしまったもので、体は縮み、こともあろうか、あの憎き妖精と同じ身長になってしまったものよ。


 しばらく、あの城で過ごしていたが、ついには、この城の地底にまで人間ども侵入してきおった。

 レッドダイヤなどを乱獲しては、金儲けしておる。まったく愚かなる種族なことよ。


 じゃが、十分に時間が経った。

 十分に気を養うこともできた。

 まだ、完全にはほど遠い。じゃが、人間どもを滅ぼすにはちょうどよい。


 あのタツヤと霞というやつも、この世界からはいなくなったそうだ。まったく何度も何度も転生しているせいで、とんでもない力を持っていたというのは想定外じゃが、人間というのは短命な生き物よ。

 転生しても、所詮は人間、待ってればそのうち自らの寿命でいなくなってくれる。


 さて、これで妾の邪魔を阻むものはいないわけじゃ。

 やっとこれで人間などという愚かな種族を抹消できるわい。

 あの人間ども、一時の平和を手に入れたというに、再び、戦争を始めておる。まったく、愚かなること、この上ない種族じゃ。


 なんじゃがの。妾の邪魔を阻むものはいない、と言うたとたんに邪魔するものが現れる。

 まったく、どいつもこいつもじゃ。


「で、また貴様か、再び、妾の行く手を阻むというでもいうのか。」

「そうね。」


 目の前には妾の進路を妨げる者が現れたのじゃ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ