ここまでのあらすじと人物紹介:ある少女の夢
アイギス打倒後、タツヤは霞に告白した。
霞が自分が転生する前に恋心を寄せていた大学の先輩によく似ていること、そして、霞が転生者であること。
霞がタツヤの想い人であるかはわからない。けども、タツヤは霞のそばで守ることを誓う。
そして、霞はタツヤと共に深層10万mのレッドダイヤを目指して再び、グローリーホールを下った。
一方、RGF社の朱音は、タツヤたちが誰も達成したことのないグローリーホールから帰還したことを知る。
朱音はグローリーホールに飛び込んだベベルゼルドにいつか会えるだろうと、RGF社に入社し社畜となっていた。ところが、タツヤたちから、ベベルゼルドの残した手紙が深層10万mにあったことを知ると、RGF社を脱退し、タツヤと共にグローリーホールへと飛び込むのだった。
再びの深層10万m。そこにはアイギスの城があったが、そこにいたのは生気を使い果たし小さくなったアイギスだった。妖精アリエルVSアイギスの因縁が再発するも、タツヤと霞の何とも言えない関係を盗み見ることで仲良くなる。
その一方で、アイギスの城に亡霊が現れる。亡霊は朱音を狙い撃ちするも、朱音は今のこのメンバー中で最弱であることに気づいてしまう。しかし、ベベルゼルド残した手紙を見つけ『そんなところでウジウジしてるんじゃねぇ、自ら飛び込め。』という言葉に再びやる気を出し、アースホールへ飛び込んだ。
朱音は冒険者ベベルゼルドと再び会うことを夢見ていた。その夢を望んだ朱音は、アースホールの最奥で地上へと転移する。空と海の一面に広がる青い世界、そこに飛空艦を見つけ、船上ににベベル達の姿を見つけた。
ついに、朱音とベベルは再開を果たした。
けども、ベベルが指さす先、そこには雲に隠れて浮かぶ島があったのだ。
一方、地下都市ラビリンスではグレゴリーたちが冒険者を集め、再び地上を目指していた。
「だから、冒険は辞められない。」
冒険者ベベルゼルドは、そう言い放つのだった。
タツヤ:
主人公。ランクDで魔術は扱えないが、何度も転生するうちに剣術だけは長けた。
何度も何度も転生する能力を持つ。彼の人生は暗い。楽しい人生なんてなかった。たった唯一、大学時代にだけ楽しい時間があった。その時に出会った先輩に片思いをする。
今回の転生した世界で、その先輩によく似た人と出会う。そして、彼女もまた、転生者であることを知る。
彼女の過去を知るチャンスがあるも、彼の勇気のなさが、二度とないチャンスを逃す。
タツヤと霞の働きで、アイギスを撃退後、霞にその事実を告白し、霞のそばで守ることを誓う。
霞:
タツヤの大学時代の想いを寄せる先輩にそっくりな女性冒険者。転生者。
アースホールの歪みを利用すると、どうやら、霞は転生前はタツヤと同じ場所、同じ時間を生きていたようだ。
それははたして偶然なのか。
タツヤと霞の働きで、アイギスを撃退後、タツヤと一緒に再びレッドダイヤを目指し、再び地底を目指す。
妖精アリエル:
自称妖精。過去にアイギスの城から、お宝を盗もうとしていたらしい。
アリエルの話によれば、妖精はおならはしないらしい。
グルグル巻きにされることに快楽を感じるらしい。
人々の想いをアイギスにぶつけることで、アイギスを撃退したと、思われていたが、実は既にアイギスが逃げた後で無駄骨だったことが発覚する。
妖精セシリー:
アースホールのほとりの手紙に『バカが見る~。お尻ぺんぺん 妖精セシリーより』と書かれた手紙が残されていた。詳細は不明だが、アリエルによるとイタズラ好きの妖精だったという。
きっとアリエルと同じくクソ妖精に違いない。
アイギス:
アイギスラントブルカ=ブラッドレイン=ボーンテッドブルーン
自称、最高血種の姫。いわゆるバンパイヤ。
ウザい妖精を追い払うために、手には大きめのハエたたきを持つ。武器は赤黒い槍。
何かの間違いで人間を自ら創造したという。その間違いを正すため、人間を滅ぼそうとラビリンスで破壊活動を始めるが、タツヤ、霞、アリエルによって、敗退する。
その後、深層10万mの居城に戻るが、生気を使い果たし、小さくなった。妖精アリエルよりも1㎝背が高い。
朱音:
RGF社の元民兵、元第一最前線調査部隊曹長。
身長145cm、 体重40㎏
グローリーホール周辺の調査や警備を担当している元社畜社員。ランクA。
グローリーホールに飛び込んだ『ベベルゼルド』という冒険者に恋焦がれ、RGFに入社した。当初、事務職希望だったが、優秀な戦闘能力を評価され最前線へ配属されてしまった。RGF社時代に720時間連続徹夜したこともあって体力がある。トイレは72時間耐久可能。
若いころにベベルゼルドに一目惚れし、それ以降、グローリーホールに飛び込んだベベルゼルドと再び会えること夢見ていた。そして、今回、アースホールに飛び込み、ついにベベルゼルドと再開することができた。
ベベルゼルド:
通称、ベベル。ランクSの冒険者。
グローリーホールにお宝の夢を抱いた冒険者。周りの冒険者からバカにされながらも、その夢を貫き、仲間と共にグローリーホールに飛び込んだ。その後、消息不明であったが、ついに地上の空飛ぶ飛空艦の上で、朱音とタツヤたちと再開した。
アイリス=クロニエル:
通称、魔女。ベベルゼルドと共にグローリーホールに飛び込んだ冒険者。
いかにも魔女という雰囲気のとんがり帽子を被っている。
リュウゼン=セイイチ:
ベベルゼルドと共にグローリーホールに飛び込んだ冒険者。ラビリンスでも有名な剣士。
リア:
本名、リアノルド=ブランドレイン=アーミルブルカーノ
「小さな地図屋」の店主でいつもはタツヤの作った地図を買い取っているが、その本性は、バンパイヤ。
過去に、ある少女に助けられたことから、人間を好きになった。
ある男に「人間は卑劣で愚劣な種族。でも、全員が全員ではない。目の前で困っている人間がいれば助けてあげて欲しい。」と言われ、その少女と再会する。そして、「目の前で困っている人間がいれば助けてあげて欲しい。」と約束をし、その約束を守るため、アイギスと戦った。
ダン:
ランクB、優秀でもないが、冒険者。詳細は不明。
アイギスの眷属を倒すことができた、数少ない冒険者の一人。
グレゴリー:
ランクB、冒険者。
ラビリンスに非常事態宣言が出された際に、タツヤと霞と一緒の班となった。
アイギスの眷属を倒すことができた、数少ない冒険者の一人。
始めはタツヤをランクDと舐めていたが、その実力をみて、自分の認識が誤っていたことに気づく。
アイギス打倒後、地上を目指して多数の仲間を引きつれて、地上を目指して冒険を再開した。
グローリーホール:
深層1.5万mにある大穴で、深層10万mまでに通じる。過去にグローリーホールの底に夢を抱いた冒険者たちが飛び込んだことはあるが、戻ってきたものは誰もいない。
RGF社が地下へ進むための開発を進めている。
アースホール:
地下10万mにあった大穴。アイギスが言うには地球の直径よりも深く1500万m以上あると言わる。地上での物理法則の成り立たず、常識とはかけ離れた現象が起きる大穴。
重量の密度によって、光が偏移し、色とりどりのオーロラのように色が変化する。
さらに深くなると光や空間、時間までもが歪み、過去の時間、異なる場所を見ることができ、転移することすらできる。
空に浮かぶ島:
地上の雲に隠れて、空に浮かんでいる島。詳細は不明だが、ベベルゼルドが指をさして、タツヤたちに教えてくれた。




