24話
今日一つ目の投稿です!
武蔵さんと案内された部屋に入って座る。
そしてドアが閉まったと同時に武蔵さんが興奮した感じで話し出す。
「すごくサッカーうまいんですね!!律様なら日本代表とかなれると思いますよ!!こんなに凄いのになんで今まで社長はトレーナーとかつけなかったんだろう...。この仕事してるから今まで色々な選手やその息子さん達も見ていたけどこんなすごい子は初めてですよ。昨日練習は最後のシュートしか見られなくてそのシュートが凄かったから今日紹介しようと思ったんですよ。マグレかもしれないとともおもいましたが。でもやっぱり凄いです!」
「は、はい...ありがとうございます....。」
武蔵さんの物凄い勢いに少し押される。
っていうか人違いすぎない...?
そしてそのまま武蔵さんのマシンガントークが続く。
「あのシュートをする時の重心の置き方・・習ってないのにできるとは・・天才的なセンスですね!ドリブルもダッシュをした時とタイムが大して変わらないとか凄すぎです!」
「ありがとうございます..。」
流石にこんなに褒められると罪悪感が湧くんだが...。
習ってないっていうか、花子さんに教わっているんだが...毎日毎日。
まあ、こんな事を言ったら頭がおかしいのではないかと思われるし。
そして暫くするとさっきあの場で一人無言で見ていた偉そうなおじさんが来た。
「今日は来てくださりありがとうございました。小山さん、律さんは息子さんということで間違いないでしょうか?」
「いいや違います。社長の息子さんです。」
武蔵さんがこっちに視線を向けてきた。
自己紹介ということだろうか...?
「はじめまして。鷹司 律です。武蔵さんには昨日から一週間お世話になることになっています。」
「た、鷹司...?ナディダス社の...。」
「はい。そうです。」
するとその男の人はピシッと背筋を伸ばして、
「わ、私の名前は中田 将人です。ジュ、ジュニアチームのヘッドコーチです。」
何かめちゃくちゃ噛んでるんだけどこの人。
そしてお茶が運ばれてくる。
それを合図に中田さんが話しだした。
「鷹司様はこのジュニアチームに入ってくださるのでしょうか?」
「いや、入るつもりはありません。ただ少しチームでの練習というものに参加してみたいなと思っただけです。」
「えっ...。」
そんな声出さないでほしいんだが。
もともと入るつもりはなかったし。
ただちょっと参加してみたいなーってだけで。
花子さんとの練習に加えてさらにやるのは無理無理。
っていうかそんな目で見ないでよ...。
「もしかしたら、小学4年生から本格的になった後のジュニアチームになら入るかもしれませんが。」
「...このチームのオーナーがブラジルにあるバロセロナっていうチームのオーナーと仲が良くて、たまに見に来ますよ。」
え!あのバロセロナの...!
じゃあプレイが良かったりしたら誘われたりも...!
「もしここに所属していたら、そのオーナーさんが来た時に紹介してくれたりするんですか?」
「え、ええ。もちろんです。」
「じゃあわかりました。入ります。ですが3つ条件を飲んでもらいますがいいでしょうか?」
「はい!なんでも。」
えっ?条件言う前なのにいいんだ?
っていうか紹介するってことこの人の一存できめられるの?
ま、言葉質とったからいっか。
「では条件ですが、俺のことを小学4年生になったらバロセロナのオーナーに紹介する事。俺がこのチームをいつでも抜けられる事。俺の練習方法に口を出さないこと。
まあ、でも練習はミニゲームだったり練習試合だったり試合だったり、そういう全体でやるやつには参加する。」
あまり大した事要求してないしいっか。(紹介してもらうこと以外)
「これでいいですか?」
「も、勿論です。車などを出したりもしますが..?」
「それは大丈夫です。」
そんな感じで話しは終わった。
*****
<中田視点>
早く、内のオーナーに報告しないと。
条件って言われた時どんなこと言われるのか少し焦ったけどこれだったら全然大丈夫。
むしろありがたい位。
この子は天才的な才能を持っている。
日本の宝、いや、世界の宝・・。
そんな思いでオーナーの部屋を開けた。
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