23話
今日一つ目の投稿です!
そして今。
J1リーグ入りしている“東京レッドキング”のジュニアチームに来ている。
ちょ、ちょっと待っってよこんな凄いチームとは聞いてない!
もっと普通の感じのチームだと思ってた・・。
っていうか練習に参加するのにテスト必要なの??
これって結構ガチな感じ...。
こんなに大人に囲まれてやんの?
これは結構怖い。
まあ、落ち着け。
前世の俺は大勢の外科医の前で難病の手術をやってたんだぞ。
物凄い視線の中で...。
そんなのに比べたらこれくらい大丈夫!・・・ではない。
うぅー気持ち悪い。
こんないきなり始まるなんて...。
前世はトイレにこもる時間があったのに...。
よし!覚悟を決めるんだ律!
そうだ今からここには俺一人しかいない。
花子さんと磨いた個人技を見せるだけだ。
深呼吸して。
大丈夫だ。
「始めます!」
意気込んで言う。
すると笛が鳴る。
「リフティング左右200回ずつ。」
むむ。
リフティング?
たったの200回ずつ?
花子さんとの怒涛の練習に比べればこんなの楽勝!
左右全く同じ力加減で同じ速度という素晴らしく質の高いリフティングをスキルをフル活用してやろう!
左右200回ずつなんてあっという間に終わった。
「50mダッシュ。」
毎日ランニングとダッシュ練してる俺様舐めんなよ!
全力で走り切る。
タイム何だったんだろう?
「タイム、8秒65。ええっ」
まあ6歳で8秒台出せるやつなんてそうそういないだろう。
自己新ではないがまあいいとしよう。
「ドリブル50m。」
よしマックスまで加速して【スキル 器用】をフル活用!
あれさっきまで笛吹いていた人が口をパクパクしてる。
どうしたんだろう?
ま、いっか。
それより俺のドリブル凄くね?
ダッシュとスピード差がほとんどないの。
何かボールが体の延長線みたいな感覚になった。
すると花子さんの声が聞こえる。
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「【スキル ボールとの一体化】を修得しました。」
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何かネーミングセンスが無いんじゃないかと疑ってしまう。
花子さんと名乗られた時も思ったが。
あ、っていうか今テスト中だ。
「シュート10本、コーナーに。」
え、コーナーでいいの?
花子さんとの練習で散々やったし。
じゃあちょうど新しくもらった【スキル ボールとの一体化】でも使うか。
【集中】と【器用】も加えて。
あ、なんだろう?
ボールが自分の一部みたいな感覚。
思ったところにできる。
よし!これだったら花子さんに教わったあの蹴り方もできるかも・・!
ボールを置いて、走って頭の上から糸で引っ張られたみたいに背筋を伸ばして、体重を今蹴ろうとしている右足にかけて...。
そうこの感覚!
ピッタリだ!
なんか“バン”って物凄い音がしたが。
おおこれいい感じ。
次はこれを左でやるか。
・
・
・
これで最後の一本!
決まったー!
っていうかすぐ終わっちゃったな。
次はなんだろう?
「こ、これでテストは終わりです。あちらの部屋でお待ち下さい。」
もう終わりなんだ。
何か話し方が敬語に変わってる。
まあいっか。
武蔵さんと行こ。
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