22話
今日一つ目の投稿です!
その少し笑った感じに怖くなった。
だが武蔵さんに続きを促す。
「私はナディダス社の副社長です。黙っていて申し訳ありません。
来月に行われるパーティーに社長が律様を次期社長として紹介するとおっしゃって、本来なら10歳位でやるんですよ。再婚された訳ですし血が繋がっていないとはいえ、同い年の娘さんの方が適しているかもしれないとも思ったんで。それに律様は組の方は継ぐことは現組長さんと姐さんが決定していますし。
そのようなことを社長に言ったら、“じゃあ自分で確認してこい”とのことで、ちょうど海くんも啓くんもいないのでこさせてもらいました。ちなみにあちらの娘さんの方も見ましたが同じ年とは思えませんでした。しかも娘さんの方が少しとはいえ、上なのに。」
んん?なんの事だ?
次期組長だとっ!
パーティー!?
拒否権は俺にはないのかな・・?
っていうかこの人副社長なの!
体大きいし顔少しいかついし...。
実際にヤクザの人と会っている俺がそうじゃないかと疑ったほどだ。
っていうかさっきの態度少し失礼だったかも...。
「さっきの態度ごめんなさい。あ、あのパーティーに行くことの拒否権は俺にはないんですか?」
すると武蔵さんは笑って、
「子供はパーティーって言うと喜ぶんだけどな。沢山の料理があって、来た人からはプレゼントが貰えていい事尽くしだよ。」
むっ。この人中々腹黒い。
前世にパーティーを経験している俺は決してそんな簡単なものではないと言える。
パーティーまでに服を整え、マナーなどを完璧にして、しかもパーティーで料理なんて食べられない。
永遠に大人の人に挨拶をして、スピーチなどをしなければならない時は事前に暗記させられて・・。
まさに地獄だ。
まあ、今の俺は大人の人との挨拶以外は楽勝だが。
でもマナーレッスンは嫌だなー。
「あの、行かないことに・・。」
すると武蔵さんは背筋が凍るような笑みをして話す。
「勿論行きますよね。」
無言の圧が半端ない。
その顔極道の顔に近いよ...。
まあそんな状況で断れるはずがない。
「・・は、はい。」
そう答えてしまった。
そんな感じで昼食を食べる。
これから地獄のマナーレッスンが始まるのか・・と思っていると武蔵さんが、
「食べている所や姿勢を見る限り特に直すところはないですし、言葉使いも大丈夫ですし、服ぎめとスピーチだけか。服はこっちで適当に決めるとして、これなら普段通り生活してもらってかまいません。」
その言葉でさっきまでの思い気分は半分程消え失せた。
まあ、そういうことになったので昼食の後、いつも通りサッカーの練習をしに行く。
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「今日はコントロールを完璧にします。私が言った場所からほんの少しでも外れたら追加10本ですからね。
まあ、まずは100本。始め!」
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花子さんはいつも通り鬼畜だと思いながら始める。
よしピッタシ。
次も。
次も。
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あ!外した数十本目のところで集中力が切れかけずれてしまった。
そんな感じで追加なども繰り返し、ちょうど5時に終わった。
終わる時間が毎日5時ピッタシに揃えられていることに毎回のことながら驚く。
練習も終わったし戻ろうと思って、疲れた体に鞭打って歩く。
すると声がかかる。
「律様、練習の様子見させてもらっていましたが、トレーナーなどはいないんですよね?」
今見てていなかっただろうに..この人はなにを言ってるんだ?
「いませんが。」
すると武蔵さんが
「私の知り合いでサッカーチームの監督をやっているやつがいるんです。明日練習参加してみませんか?」
チームでの練習!
なんか楽しそう!
あ、でも花子さんはどういうかな?
すると頭の中に声が響く。
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「律さん。チームでの練習も有意義になると思うので参加していいですよ。」
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花子さんの許可が降りたので頷く。
そしてその日は終わった。
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