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人魔探偵  作者: 葛葉龍玄
デーモニア

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探偵、潜入

「馬鹿者! こうしてトカロフたちが帰ってきたからいいものの、もし脱走が原因でこの施設がバレていたらどう責任を取るつもりだ!」

 施設に怒鳴り声が響く。

 研究者たちが申し訳なさそうに震えている。最悪命を持って償わなければいけないからだ。

「我々は我々だけの国を作るのだぞ! こんな所で失敗しているわけにはいかないのだ!」

 デーモニアだけの国。

 それが奴らの狙いだった。

|(国家転覆に比べたらまだ可愛いほうか)

 しかし犯罪は犯罪である。見逃すわけにはいかない。

|(ん、田所のオッサンから返信が来たか。流石に早いな)

 先程猛から式神を送ってから約2時間。

 デーモニアの本拠地が判明した。灯台下暗し。

 ここ悪魔のテーブル施設の地下深くがデーモニアの本拠地だ。

 そこから魔界各地に司令をだし、テロや生物兵器を作る研究をしているのである。

「おい、貴様!」

「はっ!」

 声をかけられ、慌てて返事をした。

「貴様は本部へ行って、大総統にこの件を報告しろ! なぜかトカロフが帰ってきた、とな」

「了解であります!」

 こうして猛は敵の本拠地に、苦労することなく忍び込む事ができたのだった。


 猛からの報告は予想外のものだった。

 確かに他のデーモニアの基地に比べ、遥かに攻略難易度が高い場所にある。

 しかもその狙いが自分たちの国を作るという、荒唐無稽な話だ。

 恐らくこの悪魔のテーブルがある、南米辺りを自分たちの国とするのだろう。

|(そうすると、魔世界機構とやり合う事になるわね……)

 短時間でここまで調べあげるとは。

 流石に猛の手腕に舌を巻くしかなかった。

 「私の手持ちの師団だけでは手に負えないかもしれないわ」

 この場合、クレアにも連絡を取って共同作戦に出た方がいいかもしれない。

 できれば本部に侵入するのは少数精鋭が望ましい。

 ミネアはどうせ暇しているだろうクレアに連絡を取ることにした。

 ミネア、クレア、猛の3人で本拠地に潜り込むのだ。

 他の施設はミネアの師団に任せればいいだろう。

 こうしてデーモニア殲滅作戦が始まろうとしていた。




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