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人魔探偵  作者: 葛葉龍玄
第二章 地獄への誘い

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探偵、等活地獄へ1

「ここは等活地獄。生き物を殺した者が来る地獄だ。虫を殺しても来るような地獄だから、罪も軽くほぼすべての人がこの地獄に落ちることになる」

 そこでは鉄の爪で殺し合いをする罪人たちが、死んでは生き返り、また殺し合うということをいつまでも続けていた。



「獄卒という鬼がいて、その獄卒の掛け声で何度も蘇る」

 殺し合いを続ける罪人たちを横目に、猛たちは更に奥の階層へと進む。

「鬼に襲われることはないんですか?」

「鬼たちも馬鹿じゃない。自分たちより明らかに格上の者には楯突かないさ」

 ここの鬼はそれほど強くなく、猛たちの敵ではない。

 猛たちを見ることはあるものの、歯向かうような者はいなかった。

 紙人形にいざなわれるような形で地獄を進む。

「この階層には子供たちはいなさそうだけど……」

 クレアが辺りを見回しながら呟く。

「そうでもなさそうだぞ」

 猛が鋭く目を光らせたその先に、鬼たちが集まっていた。



「生きた人間がいるぞ」

「魔力の強い、魔物の子だ」

「コレだけの魔力、喰らえば相当に力が付くだろう」

 鬼たちの囲いの中には1人のエルフの少女がいた。

「待てよ」

 猛が声をかける。

「その子を生きて返すよう頼まれてるんだ」

 猛が退魔力を誇示すると、鬼たちは怯む。

 自分たちでは勝てないと分かっているからだ

「何をしている!」

 底に現れたのは、この階層にいる鬼とは思えないほどの妖力を持った鬼だ。

「ちっ」

 地獄の鬼。

 その中でも各階層にいるリーダー的存在がいる。

 獄卒。



「気をつけろ。他の雑魚どもとは話にならないくらい戦いに長けている」

 できれば戦闘は避けたいところだ。

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