第四百八十九話『ミーにゃんが燃えてるのにゃん』
第四百八十九話『ミーにゃんが燃えてるのにゃん』
《がしゃあん、と閉まったもんで、『しまったぁ!』のにゃん》
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「ふっ。
来るべき時が来たのわん。
——なぁんて、
イオラの森のお姫さまが、
鼻で笑ったからには——
ミアンのしゃべった」
『古今未曾有のダジャレ』
「プレッシャーがない、
といえば、
ウソになるものの……」
『アタシはミーナ!』
「ひるむ、などという、
弱気なんて微塵も見せずに」
『受けて立つのわぁん!』
ぼおおぉぉっ!
『ふふふ』
「——とここは当然、
『不敵な笑いを浮かべて』
なのわん——
その勢いや良し、
といわんばかりに、
今、身体中が」
『あちち、あちち』
「と悲鳴をあげたくなるくらい」
『燃え盛る熱き炎のオーラ』
「に包まれてるのわぁん!」
《大丈夫にゃん?》
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「なもんでミアン」
『あちち、あちち』
あたふたあたふた。
『早くなんとかして、
なのわぁん!』
「んにゃら」
ぽん!
ひゅううぅぅっ。
「ってお姫さまを、
あたかも」
『ケマリ』
「かなんかのごとく、
ごくごく自然に、
なぁんのためらいもなく、
前足で、
軽ぅく蹴っ飛ばやがって。
んなマネして、
タダですむと思ったら」
『大間違いのコンコンチキ』
「って……うわん!
いつの間にか」
『湖「彩香」』
「の水面が、
目の前にぃっ!」
ざぶっ!
「ぶくぶくぶく……って、
よくよく考えてみたら、
アタシは妖精。
霊体なのわん。
なもんで、
全身から自然放出される、
幼児ならではの、
実体波並みに強い霊波を、
とことん弱めさえすれば、
おしゃべりは、
もちろんのこと」
ふわぁりふわふわぁ。
「と、
らぁくらぁく、
に、
水中から水面へ、
水面からお空へ。
そして……」
《つづくのにゃん》




