第四百八十六話『やぁっぱあまいのにゃん』
第四百八十六話『やぁっぱあまいのにゃん』
《弟子のチェックがきびしいのにゃん》
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「さっきから、
なにひとりごとを、
ぶつぶつ、
と」
びゅううぅぅん!
『おおっ!』
「き、消えた!
なんてこった」
『お前。
昼間っから、
夢でも見てんのか?』
「って自分で自分を、
怒鳴りつけたくなるくらい、
いともあっさり、
と消えやがった!」
びゅううぅぅん!
「って驚くヒマも与えない、
超霊速の光弾にて」
『ただいま、
とんずらの真っ最中』
「なのわぁん!
……でもって、
遅ればせながら、も、
めざすはもちろん」
『ミアン、
待ってよぉっ!
待つのわぁん!』
《多分この頃には、おうち、『精霊の間』で待ってるのにゃん》
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びゅううぅぅん!
「今のアタシは、
こんなもんじゃないのわん」
『なんとしても、
ミアンに、
たどり着きたいのわん!』
「なる一念が」
ごごごごごおぉっ!
「と心に燃え盛る熱き炎、
になって、
さらなる加速を、
生み出すのわぁん!」
びゅびゅううぅぅん!
《『こっそり、のぞき見』は熱くにゃるお方に向かにゃいんよ》
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「親方」
「なんだ?」
きょろきょろ。
「また通りすがりのネコでも、
現われたのか?」
「あのぉ。
ネコはひとまず置いといて。
さっき親方が、
ホントにいいたかったのは」
『まだまだ貴様はあまいっ!』
「じゃないんですか?」
「……」
「やっぱり。
あのぉ、ですね。
お説教自体は、まっこと、
結構毛だらけなんですが、
かんじんかなめの、
えりを正そうとする」
『一喝』
「ですら、
いい間違えるんじゃあ、
弟子たちに笑われたって、
通りすがりの妖精とネコに、
ツッコミをかけられたって、
文句なんかいえませんよ」
《ごもっともにゃん、にゃもんで、つづくのにゃん》




