第四百六十八話『にゃあにしてんのにゃん』
第四百六十八話『にゃあにしてんのにゃん』
《どっきり、にゃんかじゃにゃいのにゃけれども》
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『うわのわぁん!』
「はて?
どこぞから、
ミーにゃんお得意の」
『悲鳴にも似た歓喜の叫び』
「にゃるもんが」
きょろきょろ。
きょろきょろ。
「おや?
にゃあんでまた、
あんにゃとこに?」
のっしのっし。
「ミーにゃん」
びくぅっ!
「うわん!
——なにやら背後から、
聞き覚えのある、
どころか、
もはや、
日常茶飯事、
といってもいい、
耳にしない日のない声が、
聞こえたようなぁ——」
くるりっ。
「——と勇気をもって、
フり向いて、
『謎の正体』
なるもんを、
よくよく拝見すればぁ——
なぁんだ。ミアンなのわん」
「と、あからさまに、
ほっ、とされてもにゃあ」
「一体なにしにきたのわん?」
「んれを聴きたいのは、
ウチのほうにゃん。
こぉんにゃにも、
草木群がる茂みの中で、
にゃあにをどぉ、
しようとしてんのにゃん?」
「しいぃっ」
「と今さら、
ネコ差し指を口元に当てて」
『お静かに』
「のポーズにゃんて、
されてもにゃあ」
「マジでするしかないのわん。
こっこからのぞけば、
それもそのはず、と、
ミアンも、
納得の得、
でもって」
『逆立ち』
「するのに決まってるのわん」
《しにゃい、って》
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「そこをなんとか。
アタシの」
『イオラの森のお姫さま』
「のお顔を立てると思って」
「ううん。
しにゃい」
「アタシも一緒にするから」
「……にゃあ」
「えっ」
「んにゃにもにゃにを」
『無我夢中』
「にゃのにゃん?」
『うわん!』
「それそれ。
それを、
ころころころっ、
と忘れていたのわん」
「あのにゃあ」
《とあきれにゃがらも、つづくのにゃん》




