第四百六十六話『置き手紙にゃん』
第四百六十六話『置き手紙にゃん』
《にゃんともまぁ詩的にゃ気分にさせるタイトルにゃん》
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『こらあぁっ!』
「イオラの森のお姫さまが、
最後の最後になって、
ようやく」
『しゃしゃり出てきたのわん』
『しゃべったのわん』
「んでもって」
『イバったのわん』
「なもんで、この」
『とてつもない努力』
「に敬意を評して」
『ツッコミの、
一つや二つくらい、
いれろぉっ!』
「っていいたいのわぁん!」
《いってるじゃにゃいの》
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「……って、
あれっ? あれれっ?」
きょろきょろ。
きょろきょろ。
「——とまぁあたりを、
しつっこくのこく、
に見回してみても——
ミアンがどこにもいない。
……おやや?
目の前の樹に、
なにやら、
白い紙が、
べたあぁっ、
と貼ってあって、
よくよく見れば、
なにやら、
すらすら、
と走り書きまで、
してあるのわん。
ふぅぅむ。
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「でもって察するに、
ひょっとして、
ひょっとすると」
『ミアンの置き手紙』
「なるもんかも。
どれどれ。
一体なにが、
書かれてあるのわぁん?」
《ホントのホントに最後の最後にゃもんで、教えますのにゃん》
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「愛しのミーにゃんさまへ」
『ツッコミその他モロモロ』
「につきましては」
『メンドウこのうえにゃい』
「とのご指摘が、
ウチごジマンの、
でもにゃあんでもにゃい」
『空っぽの脳細胞』
「からありましたもんで」
『痛烈にエンリョ』
「させていたにゃきたく、
つつしんで」
『お願い申しあげます』
「のにゃん」
《にゃあんせ、ウチ、ネコにゃもんで》




