表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/100

第四百六十四話『お大事ににゃん』

 第四百六十四話『お大事ににゃん』


《さしものミクリにゃんもミストにゃんにはお手上げにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「イヤだなぁ、ミスト君。

 いっくらなんでも、って、

 あれれっ?

 どうしたんだろう。

 急にボクの目が、

 うるうる、

 してきちゃうなんて」

「あら。

 ——と、ここはさも、

『意外や意外』

 なる表情を、

 お顔に浮かべて、

 でもって、

 そのあとすぐに、

『はっ! と我に返った』

 なるものにして——

 なんてことかしら。

 今日は」


『ただの通りすがり』


「にまで成り下がった」


『どうにもヒマなお友だち』


「のままでいるつもり、

 だったのに。

 わたしったら、

 どうかしているわ。

 ガラにもなく、いらぬ」


『おせっかい』


「なんか焼いて。

 ごめんなさい、ミクリ」


『くれぐれも、

 いっておくけど、

 わたしのいうことなんか、

 これっぽっちも、

 気になんて、

 しなくっていいのよ』


「そういわれたら、

 よけい……あっ、待って」


『じゃあ、お大事にね』


 ぱたぱたぱた。


「ミスト君……」


 がっくり。


《ミストにゃんって、トドメをさすのがおじょうずにゃんよ》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「あら、違うわ」


『カサをさす』


「のが、おじょうずなの」

「にゃったっけ?」

「ええ」


『霧の妖精』


「なだけに。

 ……なぁんてね」


《にゃにいってんのにゃん、あんた》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「アタシだって違うのわん!」


『ふにゃにゃっ!』


《声の主は、と、おそるおそる、つづくのにゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ