第四百五十一話『まにゃまにゃ脱線中にゃん』
第四百五十一話『まにゃまにゃ脱線中にゃん』
《いっくらにゃんでも、ここらへんで元に戻さにゃいとにゃ》
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「ええ。
ひょっとしなくってもね。
だから、
ワタシ自身も張り切って、
ミーナちゃんと久しぶりに」
『仲良し小好しの、
和気あいあい』
「でもって、
つるんでやった」
『超最高級の自信作』
「といっても、
決して過言じゃない」
『お芝居』
「だったのにぃ」
「道理で、にゃん。
——にゃあるほろぉ。
イオラにゃんにゃら、
ばぁっちしのちし、にゃん。
『気を引く』
に、
『納豆が糸を引く』
をかけるにゃんぞ、
いかにも歳相応で、
……って、
やめておくにゃん。
心を読まれでもしたら、
大変にゃもん。
『どうせ、ワタシなんか』
って、
床に『の』の字を、
えんえん、
と書き続けるに、
決まってるのにゃん。
にゃもんでここは、
さらり、といこうにゃ——
うんにゃ。
確かに、
引くことは引いたのにゃん」
《あんまりの古ネタにゃったもんで、『腰が引けた』のにゃん》
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「道理で、って……はっ!」
『ああなんてことかしら』
「こっちが気にしていた」
『まさかの空ぶり』
「よりも、
もっと、もぉっと手前の」
『見透かされていた』
「だなんて。
——って、ダメよ、イオラ。
『あ然』
としている場合じゃないわ。
そうと真相が、
明らかになったからには、
創造主として、
ひとりの母親として、
愛する造り子に、
顔を向けて——
ごめんなさいね、
ミーナちゃん。
とんだ赤っ恥を、
かかせちゃって」
「ううん。
いいの。いいのわん。
精一杯やったもん。
これっぽっちも」
『悔い』
「なんてないのわん」
「ミーナちゃん!」
「イオラ!」
ひしっ。
『……と創造主と造り子は、
まるで本当の親子のように、
涙を流して、
だきついていたのわん。
いつまでも。いつまでも』
「なぁんてね。
どぉ? ミアン。
ちぃったぁ、
感激したのわん?」
「またまた期待しているのよ」
『今度こそは』
「って。
ミーナちゃん、お願い。
ぜひとも、
闘志めらめら、
と再燃したワタシたちに、
色よい返事を」
「んにゃら」
『あんたらにゃあ。
いつまでやってんつもりにゃん?』
《脱線はここまで、にゃもんで、つづくのにゃん》




