第四百五十話『期待に反して脱線中にゃん』
第四百五十話『期待に反して脱線中にゃん』
《にゃあんで『納豆』にゃん?》
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「おしゃべり中に、
これが出てくれば」
『みんなの関心を、
一気に引くんじゃない?』
「とか思って」
「ミーにゃん」
『納豆』
「にゃにゃけに、
とかいうつもりにゃん?」
『うわん!』
「なんで? どうして?
なにがどうなって、
んなにも、
あぁっさりのさり、
とバレてしまったのわん?
こんなことってあり得ない。
まさに、
天空の村ならではの」
『ミステリー』
「って考えこむしか、
どうしようもないのわん。
ねっ。イオラ」
「イオラにゃん?」
『ホントよ、ホント』
ぱぱっ!
「——といきにゃり、
現われてくれてもにゃあ——
イオラにゃんったら、
いたのにゃん」
「ええ。いたわ。
ご覧のとおり」
『いつミアンちゃんに、
食べられてしまうのかしら』
「なぁんて戦々恐々の毎日を、
過ごさざるを得ない」
『ハリネズミ』
「に、あえて化けて」
「あのにゃあ」
「でもって、
気配を完全に隠して、
様子をうかがいながらも」
『どうなるのかしら。
うふっ。
楽しみ楽しみ』
「って熱ぅい視線を、
注いでいたの。
なのに。それなのにぃ」
「にゃあんでまた、
んにゃにも」
「だぁって。だぁって。
考えに考えた末、
やっと」
『これはイケるわ』
「って」
「ひょっとしてにゃ」
『イオラにゃんの思いつき』
「にゃったん?」
《にゃあるほろ、でもって、つづくのにゃん》




