第四百四十話『圧倒されるのにゃん』
第四百四十話『圧倒されるのにゃん』
《にゃあんせ、『ミーにゃんの』にゃもんにゃあ》
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「んにゃ。
ついに、
おいでにゃすったのにゃん」
だだだだだだだだだだっ!
「すごいわぁ。
……って」
『高みの見物』
「を決めこんで、
のほほん、のほほん、
としたいところ、よ。
でもね」
『すさまじい爆風波』
「というのは、
とりもなおさず、
それだけ」
『強烈なる霊力が、
四方にまき散らされてる』
「っていうのを、
意味するのよ。
悲しいことにね。
……であれば。
霊体であっても、
ううん、
霊体だからこそ、
より肌身に、
強く感じられて」
『霧の妖精であっても、
圧倒されてしまいそうね』
「って思わず、
本音を吐いちゃうのも、
無理からぬこと、
じゃないかしら」
『今のわたしは』
《ミストにゃんも、事ここに至っては弱気にゃ感じにゃん》
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「ちょっと待って。
最後の」
『今のわたしは』
「って」
『ぐすん。
だって涙が出ちゃう女の子だから』
「にしたほうが、
良かったのかしら。
盛大に同情を、
買われて、
……じゃなくって、
寄せられて」
『まさにヒロイン』
「なぁんて、
各方面から、
ほめそやされて」
「ミストにゃん。
ウチも、
事ここに至って、
いえるのはにゃ」
『時すでに遅し』
「にゃん」
《にゃもんで『修正にゃし』のまま、つづくのにゃん》




