第四百二十八話『感謝感激雨あられにゃん』
第四百二十八話『感謝感激雨あられにゃん』
《平和にゃもんにゃ。どっちも、にゃもん》
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「はい?」
「にゃあって」
『だぁれも頼んでにゃい』
「のに、にゃよ」
『おしゃべりの真っ最中』
「という、
ウチらにとって、
このうえもにゃく、
大事にゃ大事にゃ」
『聖にゃるひととき』
「に、
にゃあんの気がね、
もにゃしに、
のこのこ、
と割って入って、
くにゃさったばかりか、
あまっさえ、
ホラーめいたお話に、
花を咲かせて、
ウチに、
相づちを求めても、
くにゃさるにゃんて。
あぁんまりにも」
『感謝感激雨あられ』
「にゃもんで、
ここいらで、とっとと」
『お引き取りを』
「お願いしますのにゃん」
『うおううおうっ!』
「さっすがはミアンさんです」
『そこまで、
喜んでいただけるなんて!』
ひしっ。
「と抱きつかれてもにゃあ」
《こういうカン違いって、ネコにはよくあることにゃん》
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「こっちこそ」
『感謝感激雨あられ』
「以外の何物でもありません。
判りました。
じゃあ、
とぉってものても、
といっても、
いいすぎじゃないくらい、
なごり雪に、
惜しいのですけど」
『また明日』
「ということで。
——ええとぉ。
両手のネコ差し指を、
おっ立てた状態で、
左手のネコ差し指を、
右手でにぎって、
……そうそう。
『呪文を唱える』
でしたね。
じゃあ早速——」
《にゃにをするつもりにゃん? の答えは、つづくのにゃん》




