第四百二十三話『まるまるまるでにゃん』
第四百二十三話『まるまるまるでにゃん』
《ちと、『まる』が多くにゃい?》
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「でまぁ、
んなにも価値ある」
『ご本』
「に書かれた」
『清水の舞台から飛び降りた』
「つもりになって、
アタシはアタシなりに」
『勇気ある決断』
「を下したのわん」
「ちょいとミーにゃん」
『誰かがいいましたのにゃん』
「へっ?」
『歴史は繰り返される』
「ってにゃ。
あんたにゃって、
人間でいうところの」
『骨身にしみて』
「いるはずにゃん。
……はあぁ。
——にゃあんて、
知らず知らずのうちに、
ため息が、
もれちゃうくらい、
ホントにホント、
数えようにも、
数えきれにゃいのにゃん——
毎度毎度にゃがら、
先走ったがために、
いっっも、ろくにゃ結果に」
『ふん!』
「過去は過去、
未来は未来、なのわん。
ミアン。
心して聴くがいいのわん。
今のアタシに、
思いとどまらせよう、
なぁんてすること自体、
……ううん。
それ以前に、
そういう発想を、
思い描くこと自体、
まるまるまるっと、
まるまるまるで無意味。
んれこそ、
時代……ええと、
……ええと……なんだっけ?
……そう!」
『時代錯誤も、
はなはだしいのわぁん!』
《はて? どういう意味にゃん?》
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「んねっ」
「って、ミーにゃん」
『いいだしっぺ』
「のあんたが、
判らにゃいで、
どうすんのにゃん?」
「しょうがないのわん。
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「が、
フル回転に回転した末、
最後の最後、
ドタンバのドタンバで、
ようやく見つけた」
『奇跡の言葉』
「なもんで」
『どういう意味なのわん?』
「まではね。
さすがに」
『アタマが回らなかったのわぁん!』
《まさかの『シャレのオチ』にゃもんで、つづくのにゃん》




