第四百二十一話『満員電車にゃん』
第四百二十一話『満員電車にゃん』
《笑いは天空の村に平和をもたらすかもにゃん》
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『んならば』
「とゴミ箱の中に」
「にゃから違うのにゃん」
《せめてにゃ。『収納箱』くらいには格上げしてにゃん》
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「かわいそうにも、
満員電車よろしく、
ぎゅうぎゅう、
に、つめこまれちゃった、
数あるご本の中から」
「ちょいとお待ちにゃさい。
たった今の今、
——注意していにゃければ、
見逃していた、
……じゃにゃくって、
聞き逃していた、
かもにゃあ、
って、
ひやっ、とするくらい——
さらっ、
とおしゃべりににゃられた」
『満員電車』
「って、
にゃんにゃの?
んにゃもん」
『イオラの森』
「のどこにも、
ううん」
『天空の村』
「全体を、
探し回したってにゃ」
「気にしないでいいのわん。
おしゃべりの弾みに、
ついつい、お口から」
『とんでも語』
「が飛び出しちゃった、
っていうだけだもん。
まっ。
いうなれば、
割と軽めな」
『事故』
「が発生したのわん。
……きゃはっ」
『満員電車』
「だけにね。
きゃははっ。
ちょっとちょっとミアン」
『にゃかにゃか、
うまいことをいうのにゃあ』
「とかなんとか、
感心した?
感心するよね?
感心した、
に決まっているのわぁん。
きゃあっはっはっはっ」
『笑う門には福来たる』
「のわぁん。
なぁんか、
いいことありそう。
ほらほらぁ。
ミアンも笑って笑ってぇ。
きゃあっはっはっはっ」
《にゃいぶ浮かれておいでのよう、にゃん》
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「んにゃらウチも」
『にゃあっはっはっはっ』
「それそれ、
その意気なのわぁん」
『きゃあっはっはっはっ』
「あら。
ミーナちゃんも、
ミアンちゃんも、
ずいぶんと楽しそうだこと。
ええと、確かぁ」
『踊るアホウに見るアホウ。
同じアホウなら』
「……そうね。
ワタシも、
お仲間に、
入れてもらおうかしら」
『うおぉっほっほっほっ』
『にゃあっはっはっはっ』
『きゃあっはっはっはっ』
《笑いづくし、にゃもんで、つづくにゃん》




