第四百十九話『春休みにゃん』
第四百十九話『春休みにゃん』
《天空の村って、四季でいえば『夏ばっか』にゃんよ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ホントにホント、
一体なにをどうやって」
『未来を知るのわん?』
「これまでなら」
『考えに考えて、
思案に思案を重ねて』
「を、そりゃあもう、
しつっこくのこく、
に、やれたんだけどぉ。
……もはや限界。
今までの無理が、
祟ったとみえて」
『黄色い脳細胞』
「なんて」
『疲れたもんで、ひと休み』
「とばかりに」
『春休み』
「なんぞ、
とっちゃったしぃ」
「あのにゃあ」
「おかげでアタマん中が」
『すっかすかのすっかすか』
「風通しがいいったら、
ありゃしないのわん」
《涼しくて、けっこうじゃにゃいの》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「しょうがない。
ここは、
ミーにゃん同盟のポリシー」
『考えるより、まずは行動を』
「にしたがって」
「どうするおつもりにゃん?」
「どうするおつもりも、
こうするおつもりも、
ないのわん」
ささっ。
「と目にもとまらぬ速さで」
『オモチャ箱』
「から取り出した、
この見るからに」
『お古いご本』
「に書かれてある」
『清水の舞台から飛び降りた』
「つもりになって」
「にゃあ、ミーにゃん」
「なにわん?
せぇっかくのかく、
にアタシが、
いつにない」
『絶好調なすべり出し』
「に気分を良くして、
おしゃべりに、
花を咲かせようと」
「お手元の」
『ご本』
「どっから手に入れたのにゃん?」
《そっちの方が、まずは気ににゃるもんで、つづくのにゃん》




