第四百十八話『こじ開けてみせるのにゃん』
第四百十八話『こじ開けてみせるのにゃん』
《くれぐれも、おトイレ中のドアはダメにゃんよ》
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「んでもねぇ。
実際問題としてよ」
『未来は、
誰にも判らないのわぁん!』
「……なぁんて強引に、
断固とした決意と意地を、
示したとしたら」
『こいつったら、
なぁんでこんなにも、
かたくなに?』
「なぁんて、
あきれる?
あきれるよね?
あきれるのに、
決まっているのわぁん」
《にゃあんで、そうも決めつけるのにゃん?》
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「んところが、
どっこい、
ぎっちょんちょん。
だからこそ」
『どっかのひねくれもん』
「なアタシは」
《自分でいってどうすんのにゃん?》
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『未来』
「なるもんが」
『知りたくて知りたくて、
たまらないのわぁん!』
「なもんで、
こうなったら、
アタシ自身の手で」
『未来』
「なるもんを」
『こじ開けて、
みせるのわぁん!』
《にゃあんとも不屈の精神を漂わせる不動の叫びにゃん》
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「えっ」
『不屈の精神を漂わせる、
不動の叫び』
「って、
早い話が、
なにをいいたいのわん?」
「とネコに聴かれてもにゃあ」
《ネコのコメントにゃんて、あんまり気にしにゃいでにゃん》
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「とはいってみたものの、
タネを明かせば、
とほほのほ。
叫んだ自分に弱りに弱って、
困りに困ってしまうのわぁん」
《んにゃらウチも一緒に困ってにゃんって、つづくのにゃん》




