第四百十七話『生きてはいけるのにゃん』
第四百十七話『生きてはいけるのにゃん』
《ミーにゃんの考えにネコはついていけるのにゃん?》
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「んなら、あらためて。
……ごっほん」
《『セキばらい』にゃもんで、おとにゃしく拝聴しにゃいと》
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「ネコだろうがネコだろうが、
この一点だけは、
なんとしたって、
ゆずれないのわん。
……すなわち」
『未来は、
誰にも判らないのわぁん!』
「うっうっうっ」
『こらえようとしても、
こらえきれにゃい涙』
「とは、
こういうのをいうのにゃん?
にゃあんとも、
心に深ぁく染み入る、
お言葉にゃん。
ウチ、おそばにいにゃがら、
今の今まで、
気がつかにゃかった。
ミーにゃんが、
あぁんにゃにも、
いい切ってしまえるくらい、
成長していたにゃんて」
《ウチの心の中はまさに感動の嵐にゃん》
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ぱちぱちぱち。
「——とネコひとり、
拍手喝采にゃん——
ミーにゃん」
『おめでとうにゃん』
「やぁっとこさ、
いいたいことが、
いえたじゃにゃいの」
「うん。
……ぐすん。
思えば長い道のり」
『聞くも涙、
語るも涙の物語』
「だったのわぁん」
《ウチとしても、ここまで話を引っ張ったかいがあったにゃあ》
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「あっ、そうだ」
「どうしたのにゃん?」
「ついでに、
これもいっておかないとね。
ミアンの期待に応えて」
「ウチの?」
《にゃににゃに?》
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「なもんで当然、
アタシがいった未来」
『天国』
「と」
『地獄』
「の選択肢に、
ミアンのいう」
『順風満帆』
「とやらが、
新たに、
加わろうが加わるまいが、
んなの気にしなくたって、
『生きてはいけるのわぁん!』
「まぁにゃ」
《確かに生きてはいけそうにゃもんで、つづくのにゃん》




