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呆気なく解決

成一は優人、陸人、美鈴、恵美、優里、成一を含めて6人で昼食を食べて居る。



全員で雑談をしている。



「優里、昨日のドラマ見たか?」



「観たわ、続きが気になるわね」



優人と優里はどうやらドラマが好きなようだ。



成一は少し意外に思う。優人とは中学の時からの付き合いだがその話は初めて聞いた。



「お前ドラマ見てたんだ」



「ん?そう言えば成一には言ってなかったな美鈴ちゃんには確か言ったよな?」



「うん、聞いたよ」



と言った具合に四人で会話をする。



因みに陸人と恵美は二人で話をしている。



「昨日貸した小説どうだった?」



「面白かった」



と恵美は陸人に微笑んで言う。


こう言う風に会話をしていた。どうやら二人とも読書が趣味のようだ。



成一達と話すときは緊張した様子で話すが陸人と恵美は自然に話をしている。時々会話は途切れて居るが気まずい感じではなく寧ろお互い安心している様子だ。






因みに陸人から昨日話を聞いてから全員で陸人と恵美の近くに居ることにした。



今の所は大丈夫だが油断は出来ない。



















案の定とはこの事だろうか。



授業等も終わって放課後。




廊下を歩いていた成一達の所に不良が10人ぞろぞろと来た。



「ちょっと来い」


一番前に居る不良がドスの効いた声で言ってきた。リーダー格だろうか。



「わかった」



成一は絶好のチャンスだと思い了承する。



「キャッ!」



女子達の悲鳴が聞こえた。美鈴達まで連れていくつもりのようだ。



「「「ちょっと待て」」」



成一と優人と陸人の声が重なる。



「女子はおいっててくれねーか?」



優人は低い声で言う。



「馬鹿じゃねーの?」



リーダー格の不良は鼻で笑ってそう言うとまた美鈴達の事も連れていこうとした。


やむを得ない。



「ぐはっ!」



成一は自分を抑えていた不良を殴る。



それに続いて優人も不良を殴る



成一は喧嘩慣れしている。優人も運動神経が良い。成一から見ると彼らは格好と言動だけが不良と言った所だ。全員殴り方がなってない。





その様子を見てかリーダー格の不良が全員に指示してかかって来た。数に物を言わせて終らせる気のようだ。



だが、成一と優人はそんなの関係ないとばかりに一人、また一人と不良を仕留めていく。



と言うのも成一と優人からすると一人一人が弱いのだ。



あろうことか不良達は一緒に連れて来られた美鈴や優里と恵美にまでかかってきた。



「ふざけるなよ」



氷のように冷たい声が聞こえたと思ったら事は一瞬で済んでいた。


陸人が不良達を4、5人を一編に投げ飛ばしたのだ。



「コイツ弱いフリしてバケモンだ!!」



不良10人はリーダー格も含めて怖じ気づきた様子で逃げて行った。



取り敢えず一安心だが。



成一達は陸人の方を見た。



「驚いたかな」



「ああ 、お前結構強いんだな、さっき4、5人投げ飛ばしただろ?」



優人が陸人に聞いた。確かにあの力は異常だ。


「僕も驚いてるところだよ、何でか気付いたら持ち上がってたし」



陸人は自分でやっておきながら、本当に驚いてるようだ。



「まあ、取り敢えず良いじゃねーか、いざって時強いって良いことだろ」



成一の言葉に全員納得してこの日は下校した。



幸いにも今の喧嘩は見られてないはずだ。




あれから1週間経った。あの時以来、陸人や恵美が虐められている様子が無くなった。もう、解決と見ても良いだろう。



尚、この件は誰にも知られる事はなかった。

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