表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VR学園~c.p~  作者: 朔
ヴァンパイアロード編
73/74

ラスボス1

小さな金の鍵を使って扉を開ける。そこにいたのは、

「ヨウさん?」

「なんでヨウさんがこんなところにいるんですか?師匠」


ホワイトランス、レッドアイ、地球防衛軍も中に入ってくる。

「これはこれは、この間お世話になった武器屋さんじゃないかい」

「私達も知っている」

地球防衛軍とレッドアイが声をあげる。


「ご静粛にお願いします」

ヨウさんはそういって椅子から立ち上がる。

「皆さん、ラスボスのホワイトドラゴン討伐、誠におめでとうございます」

そこで一息入れてから

「しかし、ゲームはまだクリアしていません。それがどういうことか、分かりますか?」


「ヨウさんが真のラスボス・・・なんちゃって」

「流石ですユリさん。大正解ですよ」


辺りがシーンと静まり返るのを感じる。


「それはどういうことだいお坊ちゃん」

地球防衛軍のヨシオが聞く。

「そのままの意味ですよ。私を倒さない限りゲームは終わりではありません。ハッキングを行ったのも私と数人の協力者です。さあ、ラストパレードを行いましょうか?」

「待てどうしてこんなことをした」

ホワイトランスのアキオが聞く。

「それは・・・私が病気で余命も短いからです。こうすれば、対抗策としてゲーム内時間の引き延ばしをするのは分かっていました」

「じゃあ言うがな、俺達ホワイトランスも重い病気にかかって、それでも対等にゲームをしようとしているんだよ」

シュンカシュウトウが言う。

「これがホワイトランスの秘密だったことだ。今まで言えなくてごめんな」

アキオが謝ってくる。

「それならなぜ、私の気持ちが分からないのでしょう?病人なら分かるはずだ!」

「要望書を作るとかなら分かるよ。実際ゲーム内時間が長くなって、喜んでいるのも事実だし。でもみんなを閉じ込めるのはなんか違うだろ」

シキがハッキリと物を言う。

「もう、こうするしかなかったんですよ。強行策を使うしかなかった」

一度呼吸を挟むと

「確かに反対意見はありました。しかしやってみれば、どうということはなかったのです。ほらほら、悠長に会話している場合なんでしょうか?」

気付くと体を動かせなくなっているもの、ゴホゴホと咳き込んでいるもの達がいた。

「どうした!?しっかりしろ!」

うずくまるレッドアイに声をかける。

「ど、毒状態に、なっている」

「私は麻痺状態だ」

なんと、毒の粉と麻痺の粉が空中を飛んでいたようだ。

「ウインドハリケーン」

リュウが毒の粉と麻痺の粉をどこかへ吹き飛ばす。

「話し合いは平行線で無理。ましてや仲間がやられている現状、ヨウさんと戦うしかないだろう」

リュウがそう言って先陣を切る。


「おっと。それなら私も戦うしかないですね」

ヨウさんはガトリング砲で牽制してくる。それでも全部は避けきれない。近づくことが非常に困難なのだ。リュウはポーション星2を飲み干すと、

「さあみんな散開して戦うんだ。これなら的を一ヶ所に絞りづらいはずだ」

動ける近距離格闘集団とホワイトランス、地球防衛軍は間をとってヨウさんに突撃していく。

「ライトスピア」

光属性の技を放ったヨウさんに対して、自分から飛び込んでいくエル。

「ダッシュ、二段ジャンプ、ダークウイングス」

空中を初めて飛行したエルだったが、大成功のようだった。ライトスピアはエルに深々と刺さったが、エルには傷ひとつない。

「光属性耐性100%は伊達じゃないのよ」


距離を詰められてピンチなヨウさんは、

「アイスフィールド」

で時間稼ぎに出た。

更に手榴弾も懐から取り出して投げつけてくる。

「総員退避」

ジマの言葉に従って、距離をとるドラゴンスレイヤー。


ボカンと音があちこちで鳴り、手榴弾爆発したことが分かる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ