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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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ヨウさんを勧誘

昨日は飲んだ、食ったで久しぶりにみんなで遊んだという気分になった。


勿論石を叩くのも忘れていない。ただ、エルに石を見つけてあげなきゃいけないなと思った。ということで、朝一に平たいツルツルの石を見つけてきた。

「エルもこれで拳を鍛えると良い」

「ありがとう。頂戴するわ」


そして朝練が終わった後にヨウさんのお店へ行く。

「ヨウさん、おはようございます」

「皆さん、おはようございます」


強化されたミスリルナックル 星6

攻撃力40%アップ


「星6!?」

「これ今からでも私たちの分も頼めますか?」

「はい。そうくると思って準備万端ですよ」

「是非、お願いします」


星6のミスリルナックルが完成するまでヨウさんのお店でポーション作りをすることになった。眠り草も手に入ったことだし、丁度良かった。


自作した星3のポーションに眠り草を丁寧に漬け込むと、星4のポーションが出来上がった。

「よし、これはデカイな」

「ええ、師匠。これなら戦闘で怪我をしてもある程度までなら大丈夫です」

「薬草、毒草、麻痺草、眠り草。他に何を漬け込めば、星5になるんだろうな」

リュウの言うとおりこれ以上の草の種類が思い浮かばない。

「きっと超人草なんてのがあるんだよ!」

ユリの言うことも一理ある。自分達が知らないだけで、そういう草があるのかもしれない。


「そだ、そだ。エルちゃんも加入したことだし、このパーティーに名前をつけよーよ!」

「だな、攻略最前線は俺達だし、名前がないと格好がつかないだろ」

「私も考えて良いですか?」

「勿論ですよ、エルさん」

「近距離特攻隊なんてどーよ?」

「良いな、それ。けど、最終メンバーが遠距離特化だったら台無しだけどな」

「ジマと愉快な仲間達はいかがですか?」

「恥ずかしいからやめてくれ、ナナ。頼む」

「師匠がそういうなら、取り下げておきましょう」

「格闘技集団なんてのも良いかもな」

「それなら最後の一人も入ってきやすそうです」


「皆さん星6のミスリルナックルが完成しましたよー」

ヨウさんが声をかけてくる。

「それとこれ、装備です」


ランナウェイゴリラの装備

速度30%アップ 筋力20%アップ 物理耐性


「ありがとうございます。助かります」

「うん、うん。つけ心地も変わってないね!」

「どうせなら、ヨウさんにパーティーに入ってもらうというのはどうでしょう?」

「それ、良いね!」

「どうですか?、ヨウさん」

「有難いお話ですが、辞退させていただきます。戦闘はどうも性に合いません」

「そうですか。それは残念です」

「でもこれからもお店には来ますよー!」

「はい。お待ちしております」


ヨウさんがパーティーに入ってくれたら、どんなに楽しかったろう、と思いながら帰路についた。


ジマ達はパーティー名について話し合った結果、「近距離格闘集団」にすることに決めた。これなら近距離格闘術の人が入りやすいだろう、との意見によるものだ。


昼練をしてから、第七の街へ行くことを決めた。ここからは、掲示板を見ても一切情報のない世界だ。油断大敵。


第六の街を一歩踏み出すと、そこにいたのはこれより前のユニークモンスター達だった。

「あっ。知らないモンスターがいる。新しいユニークモンスターかな?」

「残念、ユリ。そいつはランナウェイゴリラと言ってジャングルに出てくるんだぜ」

ユリ達に黙って行った、ジャングルの情報を開示しておく。


だが他にも知らないモンスターがいた。

「分かったぞ。こいつら夜出没するタイプのユニークモンスターだ!」

リュウが掲示板を見て叫ぶ。


おいおい戦闘中に掲示板見るなよ、と思ったが有益な情報だったので黙っておくことにした。そのうちの一種ブラッドバットがジマ目掛けてやってきた。返り討ちだ、と教えてもらったばかりの縦拳を試すが避けられてしまう。コウモリだから、超音波でも出していそうである。


「それなら、ファイヤーストーム」


ブラッドバットを一撃で葬り去る。炎の渦巻き。


他にはハングリーキャットがいた。これにはエルが対応している。相変わらずスピード重視で、拳も重そうだ。


片爪ガニにはナナが奮闘している。

「セイッ」

中段突きで、片爪ガニの頑丈そうなボディにヒビを入れる。その勢いのまま、中段蹴りでボディを貫通させた。


ほとんどは戦ったことのあるモンスターばかりなので、倒しきるのは思った以上に楽勝だった。この時、エルの頭の中でポーンという音が響いた。


そして五人は第七の街へと着いたのだった。p

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