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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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今日も続けて迷いの森の探索をすることに決めた一同。ただしその前に

「昨日寝る前に石を殴った者はいるか?」

「あっ!?」

「忘れてました。師匠」

「わりぃ、俺も忘れてた」

「だと思ったぜ」

昨日はあれだけ歩いたのだ疲れて眠ってしまうのも無理はない。


代わりに朝練で石を殴ることになった。

「これ痛覚判定があったら、とんでもなく痛いんだろうなぁ」

ユリの言うとおりこの練習は、思った以上に過酷だ。

「痛覚判定がないからといって、絶対に本気で殴ったりするなよ」

「どうしてですか?師匠」

「それは骨折する恐れがあるからだ」

「そういうことは、先にいってくれよな。右手の甲にヒビが入っちまった」

「星4のポーションを使うんだリュウ」

「おうよ、それにしても、石を叩くのも結構難しいもんだな」

「リアルでは痛すぎて、本気でなんて殴れないからな。要は慣れだ慣れ」


三人共殴りダコはあるが、手の甲に関しては柔らかいままだ。だからこそ、なるべく軽く石を殴る練習が必要なのだ。


「ユリもナナも、もっと力を弱めて、優しく優しく叩くんだ」

「千里の道も一歩から、ですね、師匠」

「そうだな、手の甲が殴りダコみたいになったら、サンドバッグにバックブローを決めても痛くも痒くもなくなるぞ」


こんな感じで朝練は終了した。


次に行うのは、眠り耐性をつけること。それぞれ宿に戻って眠り草の花粉を吸う。そうすると、一時的に眠ってしまうというのを繰り返す。十回は繰り返しただろうか。


眠り耐性を獲得した


と表示された。眠り耐性は50%らしい。それでも、二回に一回は眠らずに済むのだから、有り難いものだ。


みんなも眠り耐性を獲得したらしく、宿の玄関先で待っていた。

「おまたせ、眠り耐性を獲得したよ」

「師匠が最後なんて珍しいこともあるんですね」

「ちょっと遅めになっちゃたけど、みんなでお昼ごはんといこー」

「だな」


今日も今日とてライメイさんのお店に行く。

「今日のオススメで」

「同じく」

他の二人も同調したため、今日のオススメを四人で仲良く食べることになった。


そんな焼き肉野菜炒め定食を食べているときだった。

「私をパーティー入れて下さい」

という天使が現れた。事情はともあれ、昼食を食べ終わるのを待ってもらう。


「それで、どうしてうちのパーティーに入りたいの?」

ジマが聞く。

「私は見ての通り天使なのですが、格闘技に傾倒していまして、どうしても天使専用武器のランスを使いたくないんです」

そこで天使は一息入れると

「私の名はエルです。皆さんナックルを着けていますよね?だから格闘技中心のパーティーなんじゃないかと思いました。どうか私を皆さんのパーティーに入れて下さい」

と言った。

「エルさんはどんな格闘技をやっているの?」

「ジークンドーです」

ジマの質問にハッキリと答える。


「仲間にしてやろうぜ、ジマ。格闘技をやってる匂いがする」

「良いですねー、格闘技も被ってませんし」

「そう、そう。仲間にしちゃおう!」

他三人はノリノリだ。それならばとジマは

「よし、エル。一緒に攻略しよう」

と誘うのだった。

「はい、ありがとうございます。皆さんよろしくお願いします」


昼練ではエルの身体能力と戦闘力を見るためにスパーリングをした。するとユリに勝ち、ナナにも勝ち、リュウにも勝ってしまったエル。これは気が抜けないと感じたジマは入念にウォーミングアップをした。


そして始まるジマ対エル。

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