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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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ジャングル探索

とうとう攻略組に追いついたジマ逹四人は、今夜の宿を探していた。部屋は狭いが、値段は安い宿屋に決めたのだった。


もう夕方だし、自由行動に決めた。ユリとデートしても良いが、たまには一人の時間も必要だろう、と考え単独行動にした。


一度ポータルで第四の街へ戻り、ジャングルを探索することにした。

「よし、準備完了っと」

軽く準備運動を済ませ、ジャングルへと足を進めた。ジャングルではチーターが出てきた。その足の速さから逃げ切れるものは少ないだろう。俊足強のジマは逃げ切れる。だが、逃げずにチーターが十匹になるのを待っていた。チーターも安易に手を出さずにいてくれる。


ようやく十匹集まったかというところで、チーターの方から攻撃を仕掛けてきた。流石はチーターだ。その速さと連携で、ジマに一撃入れた。それでジマは速度20%アップした。

「やってやろうじゃないか」

そこからのジマは凄かった。攻撃を避け続け、自分の攻撃は当てる。そうこうしているうちに、チーター十匹を倒していた。


ユニークモンスターはゴリラだった。 ランナウェイゴリラと呼ばれる、非常に、アグレッシブなモンスターだ。


「ファイヤーエンチャント」

「炎拳、炎脚」

自身を強化して、ランナウェイゴリラを待ち構える。ランナウェイゴリラは手近にあった大石を投石してきた。速度はそれほどでもないが、遠距離攻撃があると分かった時点で、距離を詰めることを決めた。ランナウェイゴリラもそれなりのスピードで近づいてくる。近距離戦にも、自信があるのだろうか。


近づいてきたランナウェイゴリラは両腕を振り回す。もろにくらったら、ただでは済まなそうだ。しかし、そこはキックボクシングとムエタイのチャンピオン、華麗に避けつつ、パンチとキックを入れていく。


ブオン、ブオンと風を切っていたランナウェイゴリラの攻撃が止まる。どうやらガス欠のようだ。今がチャンスと見て、懐に入り込むジマ。そして肘打ちをかましていった。見事にランナウェイゴリラの顎先をとらえた。ガクッっと膝をつくランナウェイゴリラ。容赦なく拳と蹴りを入れる。そしてランナウェイゴリラは消滅した。


ドロップ品はチーターの毛皮十枚とランナウェイゴリラの皮一枚だった。これでヨウさんのお店でまた強化してもらえそうだ。


また第五の街へ帰って来た。そのままゲートをくぐり、始まりの街へと転移する。目的は勿論、ヨウさんに装備をアップグレードしてもらうことだ。


「どうもー、ヨウさんいますか?」

「はい、いらっしゃいませ」

「装備の更新をお願いしたいのですが、これで大丈夫ですか?」


そう言って、チーターの毛皮十枚とランナウェイゴリラの皮一枚を渡す。


「ええ、大丈夫ですよ。これだと、またスピードよりの装備に出来そうです」

「それは良かった。吸血鬼は速さが命ですからね」

「ジマさん、吸血鬼だったのですね!これには驚きました!」


「明日取りに来てもらえれば大丈夫ですよ」

「分かりました。午前中の速い時間帯になると思いますが、よろしかったでしょうか?」

「はい、かしこまりました。お待ちしております」


ジマはヨウさんから承諾を得て、お店を出る。寝るまでには、まだ時間があるよな、と考えて人間観察をする。


二時間程、人間観察を続けたジマは相手がどんな種族か見抜けるようになっていた。


「これは大成長だ!」


明日、みんなにも報告しなくてはならないと思う。明日はポーション作りもしたいし、大忙しになりそうだ。

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