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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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リュウとユリの進化

次に出てきたのは、ビッグフロッグだ。牛蛙なんて比にならないほど、大きなかえるだ。全長一メートル程ある。


10匹集まったところで、ジマが飛び出す。

「俺に任せろ」

掲示板によると、ビッグフロッグは打撃に強いらしい。それなら

「ファイヤーソード」

炎の剣を出して、斬りかかる。

そうするとビッグフロッグははんぶんこになり、姿を消滅させていく。


「こういう使い方もあるのか・・・」

自分で属性魔法を使ったジマだが、その汎用性に驚いていた。


そのままビッグフロッグを倒しきった。すると出てきたのはビッグフロッグキング。ビッグフロッグキングは、物理耐性があるらしい。


「全員でやるぞ」

「おう」

「アイスソード!」

「ダークスピア」


ユリがアイスソードを、ナナがダークスピアを使った。いつものようにダークスピアを投げるのではなく、構えた状態にしている。


「ファイヤーサイクロン」

「ウィンドサイクロン」


ジマのファイヤーサイクロンに被せるようにして、リュウがウィンドサイクロンを発動させた。

炎の勢いが増して、ビッグフロッグキングは苦しそうだ。


炎が消えた瞬間を見計らって、ジマとユリが斬りかかる。ザシュっと音が鳴り、赤いエフェクトが飛び散る。そこにダークスピアを構えたナナが突き出すと、ビッグフロッグキングは息絶えた。


「ドロップ品はビッグフロッグキングの舌です」

「ビッグフロッグの皮だ」


良いことなのか、悪いことなのかこれ以降ビッグフロッグがかかってくることはなかった。代わりにリトルバードの群れが何度も現れた。


「リトルバードとアダルトバードは俺に任せてくれ」

リュウがそう宣言したので、他の三人は余計な手出しはしなかった。ウィンドエンチャントと風の力を借りたリュウは負けなしだった。


ポーンとリュウの頭の中で音が鳴る。

「今、頭の中でポーンと音が鳴ったぞ」

「進化出来るのかもしれないな」

ジマが答える。


「そういえば、私もさっき頭の中で音が鳴ったよ」

ユリがそう答える。


「じゃあ第五の街へ着いたら確認してみましょう」

珍しいナナの提案に頷く三人。


こうしてジマ逹は第五の街へと到着したのだった。早速ステータスを確認するリュウとユリ。するとリュウが、

「おお!」

と声をあげた。

「プロボクサーに進化したぞ」

プロボクサーは拳でのダメージ50%アップ代わりに足での攻撃は出来ないらしい。リュウの戦い方にマッチしていて問題なさそうだ。


「んん!?」

ユリの方は怪訝な声をあげる。

「サキュバスになっちゃたよー」

サキュバスと言えばエロいイメージがあるが、何で進化したのか全く分からない。

「もしかして悪魔専用武器の大鎌を使わなかったからかもしれないよー」

と、ユリは言っているし間違いなさそうだが、ジマはユリとキスしたから、サキュバスになっちゃたんじゃないかと思った。勿論口には出さない。

「ええと、サキュバスは相手を魅了する確率30%。拳と足での攻撃力10%アップだって」


「相手を魅了するってなんだろうな?」

「言うことをきかせちゃう能力かもしれませんよ」

「相手がメロメロになって立ち尽くす能力かも知れないぞ!」

ナナとリュウが勝手に考察している。だが、あながち間違いとも思えない。


「モンスター相手にも効くんだろうな」

「だといいけど・・・モンスターを魅了してもなぁ」

ジマも考察してみたが、ユリにいつもの元気がない。


「まあまあ、レア進化だと思えば、良かったじゃないか。差別化が出来るぞ」

「そだね!レア進化したと思ってみる」

ユリにいつもの笑顔が戻った。

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