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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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ケイコクへ出発

とりあえず始まりの街へ転移し、ライメイさんのお店に行く。

「海老チャーハン一つお願いします!」

「俺もそれに卵スープをつけてお願いします」

「私はチャーハン一つお願いします」

「俺はチャーハン一つに卵スープ一つつけてお願いします」

「あいよ!」


ライメイさん、元気だな、なんて考えていたら海老チャーハンが到着した。卵スープも後から出てきて、旨い。


腹ごしらえをしたら、昼練だ。ダークエルフになったナナとスパーリングしてみたら、力が強くなっていてびっくりした。

「ナナ筋力増強強はダテじゃないな。本当に力強くなっているよ」

「本当ですか?ありがとうございます」


「どれどれ、ナナちゃん頼もー!」

「はい、ユリさん。よろしくお願いします」

ナナとユリがスパーリングを始める。ユリの華麗なハイキックを左腕で受け止めると、そのまま前へ出て、中段突きを放つ。見事に決まったようで、ユリは体をくの字にして倒れこむ。すぐに立ち上がったユリだったが、先程の攻撃が後を引き、判定負けと言ったところだ。

「ナナちゃん凄く強くなってる!ハイキックも受け止められちゃったし」

「ありがとうございます。初勝利です」


「そんじゃ、俺も頼むかな?」

「はい、リュウさん。よろしくお願いします」

「ウィンドエンチャント」

風の力を借りたリュウが軽やかにステップを踏む。

「セイッ!ヤァ!」

気合いのこもった中段蹴りと上段突きが、むなしく空を切る。

「シッ、シュ」

リュウのジャブとストレートが、面白いほど当たる。更にフックにボディーブロー。気がつくとナナは負けていた。

「リーチの差があるからな。負けらんねぇよ」

リュウの言うとおり身長188センチメートルのリュウと、身長166センチメートルのナナとではリーチが違いすぎる。

「悔しいです。リーチの差のせいにしていたら、喧嘩は勝てません」

「いやいや、今やってるのは格闘技だから」

リュウの正論が突き刺さる。


「ひと休みしたら、攻略に戻るか」

「良いですね」

「うん」

「おう」


第四の街を出るとケイコクとジャングルに別れる。ジマ逹はケイコクを選択した。

「ケイコクで出るモンスターは、リトルバードとビッグフロッグらしいですよ」

ナナが掲示板の情報を教えてくれる。

「よし、どっちもユニークモンスターまで狩るぞ」

「おう」


リトルバードは五匹ずつのグループで攻撃してくるため、二つのグループを見つけるだけで、簡単だった。

「俺が相手する」

リュウが出て行ってあっという間にリトルバードを十匹倒す。


すると出てきたのはアダルトバードと言うモンスターだった。

「今度は私が相手するね!」

ユリが飛び出す。

「ウォーターエンチャント」

そして更に

「アイスボール」

「アイススピア」

と、まくし立てる。アイススピアで羽を貫かれたアダルトバードは落下してきた。そこを見逃さず、キックボクシングを披露するユリ。結果は火を見るより明らかだ。ユリの圧勝だった。その時ユリの頭のなかでポーンという音がした。


「凄いな、ユリ。いつの間にアイス系の属性魔法を習得したんだ?」

「実はアドリブでーす。水属性なら氷もいけるっしょ、って感じで何とかしました」

「なるほどなぁ、ドロップ品はどうだ?」

「リトルバードの羽だ」

「アダルトバードの肉をゲットしたよ」

「また焼き鳥要員が増えたな」

ユリがちょっぴり嬉しそうな表情を見せる。

「この調子でどんどん行くぞ」

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