みんなでカジノ
ポーカー楽しいですよね(^o^)
第四の街ではカジノが流行っているようだった。シーピーでは合法的に未成年でもギャンブルが出来るようになっていた。攻略には関係ないものだが、娯楽があるというのは良いことだ。
「どうする?朝練が終わったら行ってみるか?」
「おう。社会経験ってやつだな」
「賭けるのは少額にしようねー。闘技場で稼いだ方がずっと楽だもの」
「はい。ギャンブル沼にはまらないように気を付けましょう」
朝練をし終わると、四人でカジノへ行った。スロット、ルーレット、バカラ、ブラックジャック、ポーカー。選り取り見取りだ。
「俺はスロットでもやってみるかな」
「じゃあ私はルーレット」
「それでは私はブラックジャックをしてみるのです」
「んじゃおれはポーカーをすることにするよ」
リュウがスロット、ユリがルーレット、ナナがブラックジャック、ジマがポーカーで遊ぶことに決まった。
10ゴールド分チップに変えてもらって、ポーカーをすることにした。ルールは、テキサス・ホールデムだ。 各プレイヤーごとに配られる二枚のカードと場に最大五枚配られるカードを合わせて役を作るカードゲームだ。
ディーラーボタンというものがあり、その左隣の人はスモールブラインドと言って、通常最低ベット額の半分を賭ける必要がある。更にその左隣の人は ビッグブラインドと言って、最低ベット額を賭ける必要がある。
ルールも確認し終わったところで、ゲームが始まる。ジマがビッグブラインドだ。最低金額のシルバー2枚を賭ける。だがハンドに来たのは7、2のオフスーツ。オフスーツというのは、絵柄が合っていない時に表現される。弱いカードの組み合わせだったので、ジマはフォールドした。ゲームを途中棄権することだ。
チャンスが巡ってきたのはそれから五巡後。10、10のテンポケと言われる手が入ったときだ。ベット額を三倍に上げて、様子をうかがう。コールしてきた人がいるので三人での戦いになった。コールとは、同じ場台を払ってゲームに参加することだ。
そこから三枚場にカードが開かれる。10、11、4だった。これでジマは10のスリーカード完成だ。相手も強気にベットしてくるシルバー五十枚だ。するとジマももう一人も、これをすんなりコールした。次に4のハートが開かれた。これでジマはフルハウスだ。強気に2ゴールドベットされた。ジマはゆっくり考えてからオールインした。オールインとは、持ち金全部を賭けることだ。
これを見てもう一人の相手は即フォールド。後はもう一人だけだが、コールしてきた。10ゴールド近くかかっているのに、こんなに強気なのは手が強いからだ。ジマは相手が11のポケットじゃないことを祈った。
ショーダウン。手札を公開することだが、相手は4のクラブと5のスペードだった。もし4のダイヤが出たら、ジマは負けてしまう。相手がフォーカードという強い役になってしまうからだ。最後に場の五枚目のカードが開かれる。6のダイヤだ。
決着。ジマの勝利だ。
「ハラハラしたぜぃ」
と酒臭いおじさんに言われた。
「こっちも最後までドキドキでした」
と言うと、この場を後にした。
リュウは金貨1枚すったらしい。ナナも50シルバー無くしたようだ。そしてナナはというと、
「640ゴールド儲けた!?」
「シー!ジマ、シーだからね」
ユリは六十四倍の所に金貨10枚賭けたらしい。とんでもないギャンブラーだ。
「俺はダブルアップしてきたよ。金貨20枚になった」
ジマは近況を伝える。
それから四人はカジノを離れた。
「それにしても、ユリさんのビギナーズラックは凄まじいですね」
「エヘヘ、これで当分困らないねー!」
シーピーでは100シルバーで1ゴールド。1000ゴールドで1プラチナになっているので、ユリはもう1プラチナを越えていることになる。
「ギャンブルのはまりすぎには、みんなも気を付けようね」
ユリの明るい声が響いた。




