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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
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沼地を抜けて

第三の街を抜けると、そこは沼地だった。靴が汚れそうだと思って、すぐに第三の街へと引き返した。そして靴屋がないか見てまわると、即靴屋を発見した。


「沼地を抜けるのに良い靴はありませんか?」

とユリが尋ねると

「おお、いらっしゃい。良い靴があるよ」

と店主から返答があった。


「オススメ出来るのは二種類だね。一つ目は長靴。安価で丈夫だよ。二つ目は沼地の上を歩けるこの丸い靴さ。ちょっと値は張るが、沼地の泥に汚れることもない、とっておきの商品さ」

「長靴だと沈んでしまいますよね?」

リュウが確認の意味も込めて聞く。

「ああ、勿論そうなってしまうね」

「じゃあ俺達が買うべき商品は決まったな。店長、丸い靴を四足下さい」

ジマの発言に店主も嬉しそうにする。

「じゃあ足を出してもらおうかな。それでサイズを測るから」

「はーい!」

「はい、よろしくお願いします」


それぞれが足のサイズを測り終わると、店主が丸い靴を持ってくる。

「一足当たり3ゴールドだよ」

「はい、これで」

四人が払い終えると

「毎度あり!」

と店主の元気な返事がもらえた。


ユリは500ゴールド以上持っている。次に持っているのがリュウで280ゴールド程、三番目はジマで250ゴールド程、最後はナナで100ゴールド程だ。


こうして数字にするとユリが圧倒的にお金持ちなのが分かる。闘技場でジマにもリュウにも全賭けしたのが、功を奏したのだろう。


再度沼地に行くと、丸い靴に履き替えた。泥の上でも問題なく歩ける。

「良いですね、この靴」

「全く問題ないな」

ナナとリュウから声が上がる。


「んで、どうする?沼地のモンスターを、倒していくか?」

「うーん、早く抜けちゃっても良いし、丸い靴を活かして戦っても良いし」

「悩むな」

「ならば、ユニークモンスター、一体討伐したら、第四の街へ向かうというのはどうでしょう?」

「良い案だな」


ナナの提案に乗り、モンスタートレインを各自で始める。少しした後に集まったのは、ゴーストウッドと言うモンスターだった。


「ゴーストウッドは物理攻撃に強いよ、気をつけて!」

ユリがこの前の掲示板情報を伝える。

「ここは任せろ。ファイヤーエンチャント、ファイヤーハンド」

炎の拳で、ゴーストウッドを片っ端から片付けていくジマ。


ゴーストウッドを十体倒しきると、キングウッドが出現した。

「今度は私に任せて下さい」

ナナが飛び出す。


「ナナちゃん、頑張れー!」

ユリから声援が来る。

ナナは、ここぞとばかりにキングウッドを殴っている。しなる枝の攻撃も、すりあしと左右のステップで避けきった。


「セイッ!」

ナナの、気迫のこもった中段突きで、キングウッドが倒れた。

ドロップ品は、ゴーストウッドの方がゴーストウッドの板十枚。キングウッドの方はキングウッドの幹だった。


「あ、そういえばさっき頭のなかでポーンという音がなりました」

「確認は後にして、さっさと沼地を抜けて行こう」

「はい、師匠」


沼地を抜けて、第四の街へ着いたのだった。

「それじゃさっきの続き、ステータスを確認してみて」

「はい、おお!ダークエルフに進化可能になっています」


「進化してみますね」

ナナの白かった肌が、黒くなり進化が完了した。

「確かにダークエルフだな」

「イケてるよ、ナナちゃん!」

リュウとナナが感想を言う。

「皆さんありがとうございます」

ちなみに性能は筋力増強強と魔法耐性強デメリットとして四属性の魔法は使えず、代わりに闇属性の魔法が使えるらしい。

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