表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
34/74

ユリへの告白

ジマとユリの関係性が変わります。

夜、宿を抜け出し、ユリと二人で話す。

「どうしたの?こんな時間に」

「ああ、聞いてもらいたい話があってな」

涼しいそよ風が吹き抜ける。


「ユリ、俺と付き合ってほしい」

「えっ、嘘。嬉しい、ありがとう。これからよろしくお願いします」


俺はユリと付き合うことが出来たのだ。

「よっしゃあ!」

喜びを爆発させる。

「時間を考えて!」

ユリに注意される。

「ごめん、ごめん。あんまりにも嬉しかったからさ、ついな」

そういってユリの顔を見る。髪の色や目の色が違ってもユリは百合花だ。


ユリを守って、さっさとこのゲームをクリアするのが、目的となった。早く百合花に会いたい。抱きしめたい。そんな思いで心のなかはいっぱいだった。


「ユリ、手ぐらいつなごうか」

「はい」


ナックルを外したユリの手のひらは、とても柔らかかった。対照的に手の甲は殴りダコでゴツゴツしていたけれども。


「手の甲硬くて嫌じゃない?」

「全然。練習を頑張った証拠じゃん。真面目なところがグッドだよ」

「うん、練習頑張ってる。ジマには勝てないけど、女性の試合では全部勝ちたい。そしてみんなに認めてもらいたい」

「大丈夫。ユリが頑張ってるのは、俺が一番知ってるよ。だから大丈夫」

「えへへ、褒めてもらっちゃったな」


シーピー内で夜10時、月明かりがやけに眩しい。そこらではお酒を嗜んでいる大人逹もいたが、全く気にならない。しばらくユリと二人でそこらをブラブラする。


ユリとの時間が、ずっと続けば良いな、と思っていた。その時、ユリが急に抱きついてきた。正直、背中に当たる柔らかいものにドキドキしていた。思わず、ユリと正面になるように向き直り、キツく抱きしめたい。


「好きだ」


押さえきれずに心中をぶちまける。


「だーい好き!」


ユリも好きには好きで返してくれる。こんな彼女俺には勿体ないくらいだ。



「明日から関係性変わっちゃうね」

「そうだな。恋人同士だもんな」

「リュウとナナの反応はどうかな?素直に祝福してくれると嬉しいんだけど」

「きっと祝福してくれる。ナナは驚くかもしれないが、リュウは順当だと思ってくれるだろうさ」


「そろそろ宿に戻ろうか?」

「そうだね。もうこんな時間!さっさと帰らないといけないね」

時計台の針は、夜11時を示していた。


「おやすみ、ジマ。今夜はどうもありがとう。また明日ね」

「おう。おやすみ。とても楽しかったぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ