表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
33/74

激突!ミノタウロス

攻撃を食らってしまったナナにポーション星2を渡す。ゴクゴクと飲み干すと、身体中の傷は無くなっていた。


「おい、牛が歩いてるぞ」

リュウが言う。

「牛肉、牛肉!」

ユリのテンションが爆上がりした。

「ユニークモンスターを出すためにも、十匹以上集めるぞ」

ジマの言葉に皆が頷く。


それにしても牛のモンスターは呑気なものだ。攻撃するわけでもなく、逃げるわけでもない。中立モンスターなのだろうか?


牛を十匹集めるのには、そこそこ時間がかかった。何せ行動が遅い攻撃判定にならないように、ゆっくり背中を押して集めていたら、夕方になってしまっていた。


「それじゃ一気に狩るぞ」

みんなはリュウに任せる。

「シュ、シュ」

左右のワンツーだけで牛が倒れていく。あまりにも弱すぎる。


十匹倒したところで、ミノタウロスが現れた。

「んじゃ、こっちは任せてねー」

ユリが飛び出していく。


ミノタウロスは斧を持っている。あの牛のユニークモンスターだから、大したことないかと思っていた。


「ウォータースピア」

なんとミノタウロスは、ユリのウォータースピアを避けてみせた。

「ウォーターボール」

こちらも避けられる。それならば接近戦、とユリは意を決して飛び込んでいく。


ミノタウロスの両手斧が振られる。結構な速度だったので、避けきれずにユリはかすり傷を負ってしまう。だが、カウンターで右のハイキックをこめかみに当てる。


しかし、ミノタウロスに大したダメージは入っていないように見える。またもや両手斧が振るわれる。


「ダッシュ」


ユリはダッシュで攻撃を避けきった。


「ごめん、一人じゃキツイ。協力して!」

「ファイヤートルネード」

新技で援護する。ミノタウロスは避けきれずにファイヤートルネードをくらった。

「ハイッ!」

「ウインドブロー」

ナナはミノタウロスの背後から、中段突きを、リュウはミノタウロスの正面から、ボディーブローをかましていく。

「ダッシュ、ファイヤーウィングス」

急加速して空を飛ぶ。肘打ちを首にお見舞いしてやった。出血のエフェクトが出る。これで攻撃力20%アップだ。

「ダークエンチャント」

ユリのローキックから左右の連打が炸裂する。ミノタウロスはもはや満身創痍だった。止めと言わんばかりに、ユリのかかと落としが決まる。


「グォォ・・・」

ミノタウロスが消滅する。

「ユリドロップ品は?」

「ミノタウロスの両手斧だったよ」

使い道がないので、ちょっとショックと言ったところだ。


「それにしても強かったな」

リュウの言葉に

「ええ、とても牛のユニークモンスターとは思えない程の強さでした」

ナナも同意する。

「あんなのが出てくるなんて、ちょっと反則だよな、強くて笑っちまったぜ」

「落としたゴールドは、他に比べて高かったみたいだよ!」

そんなところで、四人は狩りを引き上げ今晩の宿に泊まることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ