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VR学園~c.p~  作者: 朔
第2章 吸血鬼編
32/74

ヘイゲンにて

ヘイゲンへと来たジマ逹は新しいモンスターを探す。そうするうちに、自分達が何者かに囲まれていることに気付いた。


「ハイエナだ」

リュウが短く言う。数は十五、六匹いそうだ

「これなら、ユニークモンスターも出現しそうだね」

ユリはやる気十分と言ったところか。


「師匠、ユリ、リュウ、それならこの戦いは私に任せて下さい」

「じゃあ、任せた!」

一番やる気のあったユリが、ナナにすんなりと獲物を譲った。


フックは自己流が入っているが、突きは空手のそれと分かるものだ。

「キックも使うんだ。昔を思い出せばなんのことはない、使えるだろ?」

「はい、師匠」

上段蹴り、中段蹴り、下段蹴りどれも美しく使いこなしていた。だが、流石にブランクが大きい。経験者相手の対人戦では、簡単に見破られてしまうだろう。


ナナが十匹のハイエナを倒すと、ライオンが出てきた。

「ナナは、そのまま残りのハイエナの相手をしてくれ。俺がライオン仕留める」

「了解です」

「あー、分かった。吸血鬼の性能を確かめたいんでしょう!」

「そういうことなら、ライオンの相手は譲ろうじゃないか」

「ユリ、リュウありがとう」


ライオンが咆哮を上げる。ナナ、ユリ、リュウの三人は体が硬直して動けないようだ。今の咆哮には怯ませる要素が入っているらしい。


だが咆哮を受けても動けるジマは颯爽と駆け出す。これも進化のおかげなのかと実感している。ライオンの眉間に飛び膝蹴りをお見舞いする。うろたえたライオン相手に、縦の肘打ちをやると脳天直撃でますます怯んでいる。


スピードを試すためにも一度背後に回って、後頭部に中段蹴りを入れる。そして、そのまま胴体を蹴りつけた。ライオンの口から出血のエフェクトが出る。これで攻撃力20%アップだ。もう三度胴体を蹴りあげてやると、ライオンは倒れて消えた。ドロップ品はライオンの鬣と牙、爪だった。結構な収穫だ。


横を見ると、ナナはとっくにハイエナを倒していたようだった。

「ドロップ品はなんだった?ナナ」

「はい、ハイエナの皮でしたよ。師匠」

「こっちはライオンの鬣と牙、爪の三種類がドロップ品だったよ」

「なんか色々と作れそうだな」

リュウの期待ももっともだ。ライオンの鬣と牙、爪の三種類は四人分持っておきたいので、周回することにした。


ユリの後ろ回し蹴りが決まる。さらにこめかみに全力の蹴り。他にも色々とあってユリはライオンに勝つことが出来た。


「シッ、シュ」

リュウのジャブからのショートアッパーが決まる。

「もう一発!」

今度は渾身のアッパーがライオンに突き刺さる。

これでユリもリュウもライオンのドロップ品を手に入れた。


最後はナナだ。多少攻撃をくらってしまったものの、喧嘩屋なだけあって馬乗りからのパウンドはまさに圧倒的だった。


これで四人分のアイテムが揃った。またヨウのお店にお邪魔することになるだろう。

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