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VR学園~c.p~  作者: 朔
第1章 鬼編
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焼き鳥パーティー

「持ち込みで料理ってしてもらえますか?」

ジマの声だ。

「おうよ!兄ちゃん逹何を持ってきてくれたんだ?」

「小魚十五匹と海老三匹、レッドバード、ブルーバード、イエローバードがそれぞれ二十羽の合計六十羽です」

「おう!?なんだか凄い数じゃねーか。うちにいくらか卸してくれねーか?」

「いいですよー!ねっジマ、リュウ」

「おう」

「異議なし」


食材を持ち込んだら快く承諾して貰えた。バードの数が多いから、そこから手数料分取られるのだろう。


「バードはそれぞれ一羽ずつ焼き鳥にしてください」

ユリの追加注文が入る。


「あいよ、手数料として、バード一羽ずつ貰うけどいいかい?」

「勿論です」

リュウが返答する。


まずは魚料理が出てくる。塩焼きと揚げ物だ。

「うん、塩加減バッチリ!」

「だな」

次にエビフライが出てきた。

「プリプリしてて旨い!」

ミズウミで取れた海老だから若干の沼臭さは覚悟していたが、それも一切ない。


お次はお待ちかねの焼き鳥だ。レッドバードの焼き鳥から頂く。

「あ、ほんのり辛いな、これ」

「レッドバードだからじゃねーか?」

リュウから考察が入る。

次にブルーバードの焼き鳥を頂く。

「肉汁が溢れる程みずみずしいな」

「うん、美味しい!」

ユリから同意を得る。

最後にイエローバードの焼き鳥を頂く。

「まるで山椒が効いているようだ。ピリピリするぜ」

「本当だこれはこれでいけるな」

ジマもリュウに同意する。


「兄ちゃん逹、焼き鳥一つとっても、部位があるからな

さっきのはモモ肉だが、レバー、皮、砂肝、ハツとこれからジャンジャン出していくからな」

「ねぎまとつくねも下さい!」

「あいよ、嬢ちゃん」


少し時間がたつと、焼き鳥の盛り合わせが持ってこられた。それも三種類だから、結構な量である。

「どれもこれもうめーな」

「ブルーバードの焼き鳥に甘いタレがよく合うよ!」

「これで三羽食っただけなんだろう?やっぱり卸して正解だな」

満腹になった三人はゆっくりとくつろいでいた。


「兄ちゃん逹、うちにいくら卸してくれるか決まったかい?」

「そうですね。十五羽はいかがでしょう?」

「もう一声!」

「分かりました。二十羽でどうでしょう?」

「おう、交渉成立だ」


「兄ちゃん逹、これが代金だ」

五シルバー×二十羽で百シルバー頂いた。

ちなみに五シルバーあれば、料理屋で満腹になるほど食える。


「やったね!」

ユリの明るい声が響く。


この後、他の飲食店にもバードの肉を五羽ずつ卸していき、お財布もホッカホカになったのだった。

 

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