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VR学園~c.p~  作者: 朔
第1章 鬼編
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ログアウト不可!?

遂にログアウト不可がやってきました。

リアルでの昼食は中華丼だった。いつものようにユリと食べた。ユリに午後練について誘うと

「今日はシーピー優先したいから、また明日ね」

と断られてしまった。


まあ、そんな時もあるか、と気を持ち直して、今度は龍に声をかけた

「午後練でスパーリングしないか?」

「悪いな。午後はシーピーしようと決めてるんだ」

「そうか。分かった。シーピーで会ったら、よろしく頼む」


百合花か龍に声をかければ大丈夫だろうと思っていたが、当てが外れてしまった。仕方ないので、午後練は筋トレとサンドバッグ打ちをすることにした。筋トレは普段使わない筋肉まで使うので、明日は筋肉痛だな、なんて呑気に考えていた。


そんな時である。急にジリリリと校内放送がなった。

「今、シーピーを利用していないものは、そのまま待機するように」

学園長の声だ。一体何が起きているのか探るため、片っ端から声をかける。

「なんでシーピーの利用停止が促されてるんだ?」

だが返ってくる答えは

「知らない」

「分からない」

と言ったものだけ。

学園長からの次の報告を待つことにした。


ピン、ポーン、パーン、ポーン。

「シーピーがログアウト不可状態に陥っているらしい。危険なので、今シーピーにログインしていないものは待機するように」

ログアウト不可という情報が与えられた。これは百合花と龍の様子を見に行くしかあるまい。まずは百合花の方から、ログイン状態を表す緑のランプが点灯している。

「くそっ!」

百合花がログアウト不可になっていることに、怒りと動揺がはしる。龍の方はどうかと見に行ってみたが、こちらも緑のランプが点灯していた。


これはもう二人を助ける為に、シーピーにログインするしかない、と心の中で決めた。いてもたってもいられない状態である。すると、


ピン、ポーン、パーン、ポーン

「シーピーは現在ハッキングされている模様。三時間後に時間加速をして、シーピーの世界は現実での五分が一日となる予定だ」


この放送を聞いて、一度冷静になった一成はリアルでの情報収集をする必要性に気づいた。

「もう少し待っててくれよ、百合花、龍」


インターネットを使って情報を集める。どうやら今のところデスゲームにはなっていないこと、余命短い人のため立ち上がったハッキング集団がゲームクリアまで、ログアウト出来なくしていることが分かった。


シーピーでの一日が現実の五分になる前に、なんとかログインしたいところだ。教職員はログイン状態の生徒を見てまわっている。


ハッキングを更にハッキングして、ログアウト可能にしようとする集団も立ち上がったようだ。テレビでは、プロの格闘家がゲームクリアに協力するため、シーピー参入を表明している方もいるようだ。


もうこれ以上待っても、有益な情報が得られないと判断した一成は、シーピーにログインすることに決めた。先生方がログインを規制するように言っているが、知ったことか。


シーピーにログインしますか?

YESをタッチしてシーピーの世界へ舞い戻る。

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