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VR学園~c.p~  作者: 朔
第1章 鬼編
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ヤマにて

始まりの街を後にし、ヤマを目指すジマ。せっかくの山道なので走って行くことにした。道中、スパイダーというモンスターと遭遇した。

「プシュー」

「危な!」

どうやらスパイダーは粘着性の高い糸を出してくるようだ。いつものように、モンスタートレインをするのは難しいと感じた俺は一体ずつ倒すことに決めた。

「ファイヤースピア」

遠距離戦になると、心強いのが属性魔法だ。おそらく相性の問題だと思うのだが、炎は蜘蛛によく効くらしい。一撃で倒していた。


そんなことをしていると、ポーンと頭のなかで音が鳴り、

「ダッシュ」

というスキルを習得していた。一定の距離か時間走り続けると習得できるようだ。もっとも今回のダッシュは累計の距離か時間だったようだったが。


 これは・・・と思い、ジャンプを繰り返す。

「ジャンプ」

のスキルもすぐに習得出来た。本来なら、二段ジャンプの前に習得出来るはずのスキルのためちょっとしたがっかり感があった。何はともあれこれで二段ジャンプも強化されたわけだ。


ヤマに着いたジマは柔軟体操をしていた。何がスキル習得につながるか分からないからである。柔軟体操はスキルにならなかったが、なんにせよ大切なことだからやっておいて損はない。


ヤマの周辺に出るのは猿逹だった。石を投げてくるのと、引っ掻くの二つの技を使ってきた。投石のほうは、若干鬱陶しかったが、近くに行けば引っ掻く攻撃に切り替わるので、それでモンスタートレインをした。十匹連続で倒すと大猿が出てきた。


この大猿は鈍足で、代わりに腕力が強いようだった。しかも武器にこん棒を使う。

「まるで鬼だな」

金棒を一切使わないジマからすると、よっぽど大猿の方が鬼らしい。


ブオンとこん棒が顔の横を通りすぎるのを感じる。当たったら大ダメージだろう。ジャブ、ワンツー、フックからの肘打ち。きっちり連打を決めて気分が良い。スピアで大猿の体をくの字にした後、頭を掴んで膝蹴りを顔面に叩き込んだ。


これで大猿を倒すと、大猿の毛皮がドロップした。道中のさるからは猿の毛皮がドロップしていたので、違いが気になるところだ。


ヤマに戻って食事をとる。精進料理のようなものを期待したが、普通に蕎麦を食べることにした。ズズズと蕎麦を啜りながら、ユリは大丈夫だろうかと、少し心配になった。そこでユリにフレンドチャットをすることにした。


「大丈夫か?」

「全然平気!と言いたいところだけどユニークモンスターに苦戦中。そっちはどう?」

「全く問題無しだ」

「それは羨ましいなぁ、お互い頑張ろう!」


それでフレンドチャットは終わりにした。ログアウトして昼食を食べることにしよう。

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