属性魔法試し
第三の街を目指すジマとユリは、第二の街へやって来ていた。さて出発するかというところで
「私もミスリルのナックルが欲しいー!」
ということでゴーレム狩りを手伝っていた。ジマのしている事と言えばゴーレムの数を数えるだけの簡単なお仕事だったが。
「はい、ゴーレム10体出たぞ」
「オッケー、四連打!」
ユリも自分でゴーレムの弱点を把握し、善戦していた。
ミスリルゴーレムもキックボクシングで押し切ったユリ。やはり属性魔法よりも打撃メインで戦っているだけの事はある。
さあもう一周といったところで、ゴーレムの数を数えるだけに飽きてしまった。そこで属性魔法で遊ぶことにした。
まずはファイヤーエンチャント。二重掛けも試してみたが、特に意味は無し。次にファイヤースピア。闘技場で見たライトスピアの炎版。炎の翼を出す。一度翼を消してから、疑問に思ったことがある。これって名前をつけられるのだろか?
「ファイヤーウィングス」
炎の翼が出現する。さっきまでのと比べて頑丈そうに見える。
これなら、相手に真似されない為にも使い時を考えなきゃいけないな、と感じる。
「ファイヤーウォール」
炎の壁が出現する。炎なので直接乗ることは出来なそうだ。
「炎拳、炎脚」
これは良い。手と足に炎がついて直接的な魔法攻撃が出来る。
「あ、ユリ。ゴーレム10体越えたぞ」
「センキュー、ジマ」
あっという間にゴーレムを倒してミスリルもゲットするユリ。
「ゴーレム狩り付き合ってくれてありがとう。今度こそ第三の街へ行こうか」
道中いるゴーレムを二人で倒し、ついに第三の街へと着いたのだった。
「さて、食事でもしようか」
第三の街はそこまで賑わっておらず、ちらほらプレイヤーを見かけるくらいだ。二人はオムライスを食べることにした。
「少し閑散としているな」
「あー、それはね。次の街が三つのうちのどれかから選べるからだよ」
「ほう。興味深い話だな。具体的にどんな街なのか教えてくれるか?」
「良いよ!まずはヤマ。名前のとおり、山岳地帯にある街だよ。次にヘイゲン。盆地になっていて、住みやすい環境らしいよ。最後にミズウミ。街の外に大きな湖があるんだってさ」
「情報ありがとう。この街に留まる理由はあるか?」
「夜になると、コウモリのモンスターが出るらしいけど、結構手こずるみたいだよー。どう、戦いたくなってきた?」
「ああ、非常に興味深い。ユニークモンスターも気になるな」
「それじゃ一旦、ログアウトしようか」
「おうよ」




