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VR学園~c.p~  作者: 朔
第1章 鬼編
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闘技場見学

朝練が終わった後、サンドイッチを食べる。一成お手製なので、レタスもシャキシャキしていて美味しい。


「一口ちょうだい!」

「おう、まだまだあるぞ」

「ありがとー、一成の作るサンドイッチ美味しくて止まらない」


一方その頃TVでは、

「シーピーの病床使用率が90%を越えました。これからも増える見通しです」

との報道があった。もともと、患者のリハビリ用に作られたゲームなので、至極当然と言えば当然なのだ。そして闘病生活をおくっている人にも有効だ。シーピーにログインしている間は痛みを感じることがない。最期の時をシーピーで迎えたいと言う人までいるほどだ。


それはさておき、一成と百合花もシーピーにログインすることにした。今日はユリと闘技場の見学に行くつもりだ。


ジマは始まりの街へ帰還し、闘技場の前まで来る。既にユリが待っていた。

「遅いぞー、さあ早く早く!」

ユリに急かされるまま、闘技場に入る。公開マッチを見るのは初めてだ。どんな強者がいるか、気になって仕方ない。


第一試合は騎士風の人対、人と鬼のハーフだった。試合開始と共に、騎士が駆け出していく。スピードでは重装備ながらも、ギリギリ騎士の方が上回っている。ガキンと音が鳴り、剣と金棒がぶつかる。力は鬼のハーフの方が勝っていそうだ。だが、騎士の連続攻撃が続くと、対応に追われた鬼のハーフが劣勢に立たされていく。なんとかしようと、金棒を両手でブン回していくが、今度は騎士に手抜かれてしまう。こういった感じで騎士が有利に試合を進め、勝利したのだった。


第二試合は悪魔と天使の対決だった。悪魔はダークエンチャントを使い、気を溜めているようだ。一方天使は、試合場を一周するかのようにすると、空を飛び始めた。やはり空中浮遊は、悪魔や天使だとやりやすいようだ。悪魔の鎌が空をきる。天使は二段ジャンプも使えるようで、攻めにも守りにも転じやすそうだ。悪魔の方は空中浮遊も二段ジャンプも出来ないようで、苦戦している。

「ライトスピア」

天使の声が響く。手に持ったランスから、光の槍が放たれた。悪魔に直撃し、試合は決した。


第三試合はドワーフ対エルフの対決だ。ドワーフは他種族の専用武器以外なら、なんでも装備することが出来る。代わりに魔法耐性弱とスピード低下がついている。一見エルフが有利に思えるが、ドワーフはガトリング砲を持ち込んで来た。

「魔法障壁」

エルフは魔法で対抗する。更にリロードの間に

「ウォータースピア」

先程の天使が放った技と似た水属性のランスを投げつけて攻撃する。しかし掠りはしたものの致命傷にはならず、ガトリングに負けてしまった。


「面白いな」

「うん、うん。闘いたくなちゃうね」

血気盛んなジマとユリなのだった。

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