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未来探偵ミツオ(麗しのクーマ その47)
中に入った一行は全員目を奪われた。薄暗い中でも分かる美しいシルエットがそこにあった。ミツオは電灯のスイッチを探りあて点灯させた。目の当たりにした機体が光の元にあきらかになった。ミツオはエリーに話しかける。
「どうだいけそうか」
「操縦したことのある機体でよかった。端末を渡していただけるかしら」
エリーはミツオから手渡された端末を慣れた手つき操作してハッチを降ろした。
機体を移動し、先端の部屋に入室する。
コックピットだ。それぞれ適当な席に着席する。
エリーはメインスイッチを入れ、電源が生きていることを確認したようだった。
バッドチューン博士だけが興味深そうに壁に張り巡らされた計器を見ている。
「タイムリミットはあとおよそ40時間。あいつらをどうやって追いかけるのか。算段はついているのかい」
サブが腕時計を見ながら残り時間を逆算した後、続けざまに素朴な疑問をミツオに聞いた。
「クーマの様子がおかしくなった瞬間に、いやな予感がした。ボタン型端末をクーマのポケットに忍ばせた。エリー確認してくれ」
ミツオがエリーに話しかける。
「なるほど、発信器ですね。確認します」
エリーは立体映像を照射した。
「真上です。高度一万メートルオーバーです」
「よし、行こうか」
ミツオはエリーの肩をたたいた。




