表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
27/43

未来探偵ミツオ(麗しのクーマその27)

 光学迷彩をまとうエリーは慎重にドアを開けて、階下へと向かう階段を探す。いくら光学迷彩でも一見、遠目で見る分には誰もいないように見えるが、至近距離ではさすがに不審を抱く者もいるかもしれない。そう考えるとうかつな行動は控えるべきだとエリーは考えていた。

 エリーのネットワークにアクセスして来たものがいた。アバターで表示されている人物は小柄な女性。短パン、ヘソ出しの服装、派手な化粧はピエロを模している。

「もしかしてバッド・チューン博士ですか」

「私、非常に困っています。クーマに助けを求めました。リスクもあるかと思いますが、助けて頂けるとありがたいです」

 バッド・チューンは胸の前で手を合わせている。エリーはその姿を見ながら返答する。

「成り行き上ですが、クーマの頼みにより、貴方をここから出すと決めました。実はもう建物に侵入中です。今、どういう状況ですか」

「はい、階段で下がって、地下三階の奥まった部屋に閉じ込められています」

 エリーはバッド・チューンが体験した邸内の映像を共有した。

「大体分かりました。では後ほど」

「ちなみにどうやってここから逃げるつもりですか」

「私に考えがあります。ちなみに山本親分の趣味は熱帯魚と聞きます。その部屋にも魚はいますか」

「いますよ。とんでもなく大きな水槽に熱帯魚が泳いでいます」

「では後ほど」

 エリーは交信を絶つと、バッド・チューンが階下へと降りた奥から二番目のドアを開けた。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ