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未来探偵ミツオ(麗しのクーマ その25)
ゲートに到着したサブは、ビーグルを地面に降ろした。霧雨の漂う午後、サブはゲートのインターホンを押す。
「こちらのお宅様から連絡がありまして、水回りの排水不良と聞いております」
室内からの返答があった。職業病なのだろうか、声の調子は不機嫌だ。
「水道屋の工事?聞いていないぞ」
「そうですか、間違いなくこちらの住所です」
「調べるからそこで待て」
「なにやら緊急ということでこちらに伺うように言われました。地下三階のトイレと聞きました。とにかく早く来て欲しいということです」
サブは食い下がる。
「わかった、とりあえず入れ」
背の高い門扉が解錠される音がかすかに聞こえた。サブは扉のノブに手をかざすと、自動で左右に扉が開いた。
サブは邸内に足を踏み入れた。
サブの直ぐ後ろにいたエリーが、サブの肩をたたいて後、追い抜いていく。
廊下の先のドアが開く。
手下達が大きな声でがなり立てる。「だれも分からないらしい。お前、大体の場所はきいているのか」
「地下二階だか、三階だか」




