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未来探偵ミツオ(麗しのクーマ その20)

 ミツオ達はもめていた。

 クーマの提案で、クーマの生みの親バッドチューン博士に助けを求める案を検討していた。

 ちょうどその時にバッドチューン博士からクーマ宛てに緊急連絡が入った。

「博士が拉致されました!」

 クーマが声を荒げた。

 ミツオとエリーは話について行けない。

「誰に」

 かろうじてミツオはクーマに問いかけた。しかしクーマはうつむき、無言で首を振るだけだ。

 でもクーマは何かを思いついたように声のトーンが一段上がった。そしてミツオに提言する。

「でも、グリーンもバッドチューン博士もどこにいるのかは僕、分かります」

 エリーが前のめり気味に両手を机についてミツオに言う。

「じゃあ、どっちがどっちに行きますか」

「まさか、もう行くって決めたのか」

 ミツオはエリーのやる気に困惑気味だ。

「当たり前じゃあないですか」

 ミツオは背筋に薄ら寒いものを感じるが、腹をくくることにした。

「分かった」

 そう一言ミツオが言ったのとほぼ同時に声がした。

「僕も手伝います」

 いつの間にか現れたサブがそう言った。

挿絵(By みてみん)

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