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SSS  作者: 如月ゆう
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『春の初陣』&『夜の学校』

☆ お題: 文中に『スーツ』を入れて【心配】をイメージした作品



 ふと意識が浮上し、パチリと目が開く。

 傍らに置いていたスマホを確認すると、予定よりも二時間早く起きてしまったようだ。


 窓の外を見ると桜の葉が一枚、部屋に舞い込んできた。


「……いよいよ、か」


 シャワー、朝食、歯磨きを終え、壁に掛けてある新品のスーツに腕を通す。


 今日は僕の記念すべき初陣だ。



 ― ― ― ― ― ― ― ―


☆ お題: 文中に『もう一つ』を入れて【気持ち悪い】をイメージした作品



 忘れ物をした私は、学校へ取りに来ていた。

 コツコツとリノリウムを叩く靴の音は私の心を不安をさせ、手元の懐中電灯は心許ない。


 そんな廊下を歩いていると、ふと声が聞こえてきた。


「……もう一つ。……もう一つ」


 確認するとそこは理科室。

 窓から覗くと、誰かが捌かれたカエルのお腹に何かを詰めていた。

今回も読んでいただきありがとうございます。

また二日後にお会いしましょう!

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