表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
177/419

159:剣聖Ⅱ (◇)

学者ゴブリン編いよいよ最終局面。

―――――◇―――――



『全く!!!馬鹿弟子はいつもいつも何かしらの問題ばかり起こしおって!!!』



『全くです。アールくんは本当に学習しませんね』



『余の弟子ならば少しも心配をかけさせるでないわ!!!』



『フフフ、そうですね。アールくんに何かあれば貴女はすぐに飛び出しますから、私も似たようなものですけど』



『今のよくわからん状況にしたってそうだ!!もう少し味方を増やしてからやるとか色々方法はあったではないか!!あの馬鹿弟子め!!!全部背負いおって!!こういう時くらいは頼らんか!!!』



『あぁ、なるほど、頼られなかったから怒ってたんですね?』



『ちっ違うぞ!!?そうではないわ!!!えぇい!!行くぞ!!あと20分もせずに到着だ!!!』



『それに関しては同意です。目の前で死なれたらきっと私、人間不信に戻っちゃいますよ?きっと』



――――◇――――







罵倒・失望・裏切り



開いたメッセージに書かれていたのは簡単に言えばそれだった。俺が行なったエーテリアでの虐殺に異を唱えたプレイヤー達からの怒りの思いだった。



更にプレイヤーだけではない。居合わせた全NPCからの悲鳴や罵倒も波となって流れ込んでくる。学者ゴブリンの振りまいていた感情を解放する特殊なアイテムの効果をモロに受けていたとは言ええげつねぇメッセージが多いな。



掲示板も覗いてみたけど罵倒の嵐がすごい。一部極悪人RPやってると思われるプレイヤーの書き込みもあるがそれにしたってひどいの一言である。



そのあとに書き込まれる謝罪の嵐と今尚届くメッセージの数々。皆だいたい内容は同じでただ一言だけだ。



操られていたわけじゃない。あくまでも本心、それも理性が押さえつけていない生の声な訳だから誰も言い訳ができないのだ。学者ゴブリンやっぱりクズだな。



これ俺じゃなかったら心折れてゲーム辞めるの間違いなしだろ。



けど、こうなってはしまったけれど、俺は何一つ後悔はしていない。少なくとも俺は学者ゴブリンを殺すために、自分ができる全てをした。



悪人と言われようとも構わない。俺はただあの親子とした約束を守っただけだ。そして俺はこのやり方を選んだだけ。誰も悪いことなんてしていない。



「その結果がこれだ。後悔はしてねぇよ」



「ばか」



「あほ」



「大バカアールのばーか」



その結果がこれだよ。現在俺は某宗教の神様よろしく十字架に磔にされている。



処刑が終わり、討伐完了のアナウンスが終了したのと同時に、俺は足元から出現した十字架に磔にされていた。



この後全プレイヤーの総意を持って今後の俺の待遇が決められる。一人でも断罪するがいたら断罪されるなら間違いなく断罪されるだろうな。俺恨まれてるし。うぅ怖。



そんな俺の足元にいるのはリークにマー坊、レイレイである。俺を守るように磔にされた足元に体育座りで陣取っている。



「こうなるなら・・・私がやれば良かった・・・」



「それ言うならアタシだってそうよ。戦場で見かけたときにその場放り出してくっついてけば良かったわ」



「それ言われたら俺どーするよ?俺だってこっち来たかったぜ」



「アホ、お前らじゃガンテツさんの姿したクズリン殺せねぇよ」



「でも・・!!だってこんなの・・!!!」



まぁラストアタック持ってったようなもんだからな。しかも三体分。これくらいのペナルティは仕方ないさ。



それにしてもここ意外と見晴らしいいな。結構遠くまで見られるぞ。NPCの顔まで見える。うわぁすげぇ遣る瀬無い表情しとる。家族殺されたNPCも複雑そうだな。



そんな街中を全力疾走する人影が見えた。ルークだ。



「っ!!」



「よっ」



やってきたルークはボロボロ涙を流してた。あらら・・・大泣きだこと。



「僕しないから!!師匠のこと絶対に助けるから!!!」



「ありがとよ。んじゃ断罪しない選択で頼むな」



これでとりあえずルークは味方だ。日頃の行いってやつだな。というか考え方変えたら今の俺スーパーボコられタイムじゃね?逃げれないし動けないからやりたい放題じゃん?



「絶対にさせないから・・・」



「絶対に守るから!!」



「おっっおぅ」



力強い決意を聞いてそれはないみたいだと安心した。流石に俺はMじゃないのでボコられたくない。



『ヨー!!ヨヨー!!!』



「無茶すんなって。お前でも流石に壊せないだろ?」



『ヨヨヨ!!ヨヨー!!』



ディアが必死になって十字架を壊そうと頑張ってるがびくともしない。俺と融合してなんとかしようともしたんだが融合もできない。GM権限恐るべし。



でもそっか、もしNPCにクロニクルモンスターも含まれてたら今後誰とも仲間になれないのか。ギルファーがまた襲って来るとかめんどくさ。あとディアと分かれるの淋しいな。あれ?かなりの痛手じゃね?



『どうせ貴様のことだ・・・我が離れて行くと考えたのだろう?』



「ギルファーお前どこいってたの?このクソ忙しい時に」



最近どこかへ行っていたギルファーが帰ってきた。全く。お前がいたらもう少しフィールド戦楽できたのになぁ。



『・・・・ぞ』



「なに?」



『我が認めたのは貴様だけだ・・・・絶対に見捨てんぞ・・・・・』



「サンキュー」



ギルファーも俺を守るように体を本来の巨大状態へ移行。その巨体のままずっしりと寝転んだ。



「ちくしょう・・・これ絶好の攻撃チャンスじゃん」



『貴様はこんな時でもそんな冗談が言えるのだな・・・・・・少し・・・安心したぞ』



ガラじゃないこというんじゃないよ全く。俺が逆に調子狂うわ。



お?今度は見たことある人だかり接近中・・他にも知り合いたくさんいるし。一緒にさっき戦った奴らもたくさんいるじゃん。



「ところでチーザー?いつまでんな顔してんだよ」



「ちょっと黙ってて・・・いつもの調子出せるほど元気ないのよ・・・・」



おーい。素が出てるぞ?そんな姿見せてたら他の奴らに馬鹿にされんぞ?先ほどリークの魔術を抜けてやってきた数名のプレイヤーはこうして地面に座り込み、チラチラと俺を見ては塞ぎ込んでいる。



顕著なのはチーザーとニコニーコさんである。



「アール・・・・くん・・・君は・・・・」



「ニコニーコさんいつもの気迫どこいったんだよ?そんな姿見せたらみんな不安がるぜ?笑顔の象徴だろ?元気ないニコニーコさんなんてみんな見たかねーだろうよ?」



というか今来た奴らもみんな顔色暗すぎんだよ!!葬式かよ。俺は仏様かおい!!?



「だぁぁぁ!!!もう!!お前らいつもの調子どこいった!!これ見て誰か一人くらい『プークスクス!!磔にされてやんのワロスwww』くらい言ってみろや!!」



「「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」」」」」」



暗すぎるわ!!!おいそこのお調子者代表!!こういう時こそお前の出番だろ!!こい!空気を変えるお調子者発言カモーン!!



変態でもいいからなんかこい!!ほらルークいるぞルーク。いつものバカ発言くるんだ。



「ヘーイ!!さっき怒り心頭だったそこのロリ少女!!隣の娘も不安がってるしなんかこの空気をぶち壊す一言カモーン!!」



「・・・ごめんなさい・・・その・・・私は・・・」



ダメね。それじゃァ次!!



「カトレア!!この状況について一言戦闘狂らしく!!」



「ごめんなさい・・・あなたに・・・ひどいことを・・・・」



次行ってみよう!!女性はダメっぽいから男性!!とくればうってつけのがいるよな!!



「ライーダ!シリアスブレイク行ってみよう」



「マジですんません・・・そんな気分じゃないです・・・」



だぁーめだこりゃ。みんな相当落ち込んでやがるぜ。自分の醜い姿をゴブリンに指摘された上にその冤罪押し付けた俺がこうして磔にされてんだしこうなっても仕方ねぇか。



しゃーない。少しだけフォローしてやりましょうかね。ガラじゃないけど。



「お前ら全員気にしすぎだ馬鹿どもめ。こんなことで落ち込んでたらどうすんだよ?別に嘘ついたわけじゃないんだろ?なら別にいいじゃねぇか」



「なっ!!?何を言ってるんですか!!?ほかでもない貴方に対して私たちが言ったことを”こんなこと”で片付けていいわけがないんですよ!!?」



だからチーザー。キャラ変わりすぎだって。オラオラ系の某騎士王の子が完全にお姉ちゃん系聖女みたいになってんぞ。いつか姉ビームとかださない・・・・いや、それっぽい雰囲気は一回見たことあるけど。



「じゃぁ逆に聞くけどよ?あの時、あの瞬間、俺の行為は正しかったと胸を張って言い切れるか?」



「そ・・・それは・・・」



「つまりだ。あの時お前らが言った事は正しいことだった。正しい感性だったんだよ。結果としてゴミリンに操られていた死体だったわけだけども、あの場でそれを正しく把握してたのは俺とリークだけだった。なぁ?リーク?」



「うん。まぁね」



「つまりだ。あの時のお前らは正しかった。人を守ろうと、俺っていう悪魔を止めるために言葉の武器を取って攻撃したわけだ。間違いじゃない」



「でもアールさん・・・・・例えそうだとしても、俺たち皆あんたに対して酷いこといいすぎたんだぜ・・・・それをあんたは許すっていうのかよ・・・・」



「許すも何も怒ってないからな。嫉妬に憤怒大いに結構!むしろそういう感情を素直に出すこともゲームの楽しみ方の一つだろ?」



「え・・・っと・・・・・・?」



何人か何を言っているのか分かっていないみたいだ。わかりにくいことを言っているつもりだし仕方ないか。



「要はつまりだ!俺は俺がやりたいことをしていたの!ゲームでな!お前らだってお前らがしたいことを、言いたいことを言ったわけだろ?多少モラルに反してたとしても誰も皆自分がしたくないことはしない訳だ。自分の楽しみ方をしてた訳だ。感情移入を強くして今このプラネットクロニクルの世界で一所懸命生きている訳だ」



ゲームの中なんだしやりたくないことはしないだろうさ。もちろん全部やりたいことなのかと言われたら話は変わるかもしれないけど、最後に形で残る結果のためにそのことも含めて自分で選んで俺も皆もゲームをしている訳だ。



「だからいいんだよ。今ここにいる一人の人間として皆ここにいるんだ。発言は消えなくてもこの先はいくらでも変えられるんだ。今回のことは一ついい機会だったと思って次に活かせばいいんだよ。深く考えすぎてたら楽しめるものも楽しめなくなるぞ?」



「アールさん・・・・あんた・・・・」



「とりあえず今は喜ぼうぜ?あのクズリンは討伐完了だ!イベントも残すところあと少し!クリアしたら皆で笑ってお祭り開催して打ち上げとかしようや?」



よかった。全員ではないけど、多くのプレイヤーの顔色がいい方向に戻り始めてきた。そうそう。笑顔が一番だ。ゲームはやっぱり楽しむことが一番大事だよ。



「まぁその前に俺の処遇を選んでね?どっちになっても俺としてはまぁその時になったら考えるさ」



「・・・・ねぇ師匠?もしも・・・もしもだよ?断罪されて悪者にされたらどうするの?」



あれ?なんか一瞬別の意味で空気が変わったぞ?なんだろう?俺の中の悪い心がウズウズし始めてきた。それと同時にすんげぇ面白いこと思いついたんだぞ?自分でもわかるけど、今の俺すげぇ悪い笑みを浮かべていると思う。みんなの顔色が『ゾゾゾ』って怯えてるんだもん。



「そりゃお前、悪人らしくするぜ?例えば・・・魔剣聖よろしくラスボスにでもなってやろう」



―――――それは絶対にやめろぉぉぉぉ!!!!!!!!!!?!?!??!




「いやそれいいんじゃね!?魔剣聖ルートのアフターストーリーとしてはありじゃね!?魔剣聖ルート後に邪神をぶち殺した主人公がそのまま新しい邪神になってプラネットクロニクル世界に生まれ落ちるとか楽しいんじゃない?むしろそっちの方向で楽しむのもいいんじゃねぇ!!?よし!って訳で全員俺のことは断罪してくれ!!その後全員ブッコロだZE!!」



「ちょまって師匠!!?それって破滅ルートまっしぐらじゃないの!!?」



「何言ってるんだよルーク。お前らが勝つ可能性だって十分あるだろ?一人対世界だぜ?」



「馬鹿なの!!?一人であのゴブリンの軍団ひき殺せる貴方がボスとかやってられますか!!?!!?」



チーザーの悲鳴混じりの叫びである。完全に聖女姉です。



「えぇー・・・オレがボスでもいけるだろ、どう思うシロマサ?」



「絶対阻止しないと詰む!!!!というか何笑顔でとんでもないこと言ってんですかアンタ!!?」



えぇーだってしんみりしすぎて説教してたらそれはそれで面白そうなこと思いついたんだもん。よくない?



「よーし元アンチって言ってたシアちゃん!どう?俺ボス化」



「絶対嫌です✩」



なんだよ元アンチ民。そこは賛成してくれよ。他にもいろんな奴に聞いてみたんだけど全員揃って拒否された。ケチ。




―――――◇―――――





剣聖について Part161



111:彩華

何が何でも断罪させない方向に持っていきましょう!!じゃないと今後のイベントの難易度上がりそうです!!!!



112:ルーク

師匠の全力とか無理!!



113:俺はマー坊

あいつ笑顔でとんでもねぇこと言いやがったぞ!!?悪魔かよ!!?



114:ニコニーコ

彼は恐怖の象徴にでもなるつもりなのかっ!!?



115:剣聖の弟子になりたい人

俺は嘘みたいな現実を聞いてしまった。今でも体が震えて仕方ねぇ・・・!!

頼むから一人断罪するいたら断罪することになるとかやめてねエクスゼウス!!!



116:ヴァンレイ

下手すると今の発言聞いてワザと断罪してマジでボス化してくる可能性があるんじゃないのか!!?



117:チーザー紫

流石にねーだろ!?



ないよね?ないと言って欲しいんだけど・・・・・



118:ああああ

ない!!

って言い切れないのがエクスゼウスの怖いところ・・・・・だめ泣きそう・・・



119:ライトニング

(つд⊂)



120:リーク

その場合、私たち『剣星』はアール側につくんでよろしく



121:ルシオン

(あ、これ絶対に勝てなくなる奴だね)



122:ライーダ

(逆に考えるんだ!!そうなればルーク君と共闘できると!!)



123:ルーク

あ、その手があるんだ。じゃぁ僕ももちろん『剣星』の一人として師匠側で



124:サクラ

dhふぁslvぬsldjskfんvdfびdふぉ;k!?!?!?!!?



125:トリスたん

・・・・・きゅ〜



126:レイ

((((;゜Д゜))))ガクブル



127:天サジ

センセー!!自分世界滅ぼす側についてもいいっすか!?



128:カトレア

考え方によってはいつでもPVPができる・・・・・いやそれに対する代償が大きすぎる・・・



129:剣聖の弟子になりたい人

リアル剣聖からリアル邪神にフォームチェンジ?悪夢じゃねーか!!



130:名無しの時代人

オレ 断罪 シナイ



131:剣聖の下僕になりたい

どうしよう・・・・毎日いびられる興奮を考えたら断罪する方がいい気がしてきた・・・!!!



132:シロマサ

バカ落ち着け!!断罪したら可能性として遭遇=対戦だぞ!!?罵倒もいびりもないぞ!!?



133:剣聖の下僕になりたい

SMプレイ・・・・・・!!!!



134:ブラックさん

誰か>>133を特定しろ!!何とかして断罪しないを選択させろ!!!



135:†魅祈†

英雄とは己の陣営からしか生まれない勇者である。それは何故か、それは一つ。己にとって英雄とは我らを勝利に導く、もしくは我らに平和を授けてくれる者だからである。

我らを敗北に陥れる、平和を脅かす存在。人はそれを悪という。



136:雷華

あの方が敵となるのだけはなんとしても阻止しなければなりません!!皆さんの判断を信じます!!



137:ぞうもつまる

神様仏様エクスゼウス様!!お願いしますから私たちに悪夢を見せないでください!!!



138:蒼牙

話を変えるんですが皆さん限定シナリオはクリアしましたか?



139:剣聖の弟子になりたい

俺は信じる!!エクスゼウスの優しさを信じ抜く!!裏切れるもんなら裏切って見せろ!!!



140:ライーダ

ルーク君とこれからも同じ陣営にいるためにお願いしますエクスゼウスさまぁ!!!!



141:チーザー紫

無理だったよ・・・なんだよあの重圧・・・・あんなもん現実で存在していいの・・・・



142:アーノレ

わたしはむりでした。こころがおられました



143:ツムガリ

ゲームなのに・・・あの感覚は・・・・怖すぎた・・・・



144:ニコニーコ

偽物だってわかってるから私たちはまだいいさ。けど彼はあの時違ったかもしれない可能性だってあったんだ。そうなればどうなるか・・・我々なら考えるまでもないだろう・・・



145:ヴァンレイ

やってみて改めてわかった。あれが彼が見てきた『剣聖物語』の世界なんだって



146:昼行灯

そう言えばあの人剣聖ルートも魔剣聖ルートもリアルハードでクリアしてんですよね。いっつも剣聖って言ってるからあれだけど



147:ほうじ茶✩ラテ

忘れがちだけど感覚も感情もリアルハードになるならあのシーンはかなり辛いよね・・・街一つ殺す事になる剣聖物語屈指のシリアスシナリオ・・・・



148:剣聖の弟子になりたい人

そうでなくても物語の進行上絶対に何人か殺ることになる・・・・そう思ったらスゲェ怖いんだなっておもった。リアルハードモード



149:雷華

ゲームだろうとなんだろうと人を殺すっていうことは重いことなんです。

その中で彼は何を思いながらあの場で剣を握ってたんでしょうか



150:オルガン

皆から剣聖剣聖って呼ばれてる裏にはとんでもない戦いの中で養った強い精神力があったんですね



151:ああああ

私が言うのも変な話かもですけど・・・・もうこれからは目先の情報だけでなんでも判断しないようにします。元剣聖アンチ民のシアちゃんがここに宣言します✩



152:彩華

自分の小ささを知りました。

そしてあの人の器の大きさを肌で感じました。

その上で言います!!あの人は本物です!!



153:レイ

よく異世界転生の話がこういう時上がるけど、アールさんは王道主人公だよね。多分何があっても誰ひとり見捨てない人

力の大小とか、性能だけで判断しない人だよね。



154:カレイさん

わかるマン

あの人いたら多分全員レベル限界突破した上で神様ぶっ飛ばして日本に帰って来れる。



155:剣聖の弟子になりたい人

悪に染まるやつとか邪な願い抱いたやつを物理で更正させる人だね((;゜Д゜)ガクガクブルブル



156:俺はマー坊

間違いなくハーレム作るな



157:剣聖の弟子になりたい人

今も似たようなもんだろ

本命:リーク&レイレイ

男の娘(弟子):ルーク

ケモ耳:ギン

お姉さま:コヨミ

ペット:鋼牙狼ギルファー

親友:俺はマー坊



158:宇治抹茶風味添え

リア充爆発しろ!!



159:カトレア

爆発・・・・カームさん・・・・・ううう・・・・!!!



160:山田

あ・・・やばい・・・ガンテツさんとの思い出が・・・・・マジで泣きそうっス・・・



161:しちくい

たまにご馳走になったガランさんのアップルパイ・・・うまかったなぁ・・・!!!!

もう一回食いたいなぁ・・・!!!!



162:ルシオン

そっか・・・エーテリアだからカームギルドマスターもガンテツさんにも皆お世話になったことあるもんね・・・・



163:サクラ

それ言ったら剣聖なんてカームさんの恩人だし、ガンテツさんなんてけんをつくってもらうやくそくしてたのよ?なのに・・・・・なのにぃいい・・・!!!!!



164:ルーク

一番つらかったのって・・・師匠だったのかな・・・・



165:チーザー紫

それなのにあいつ・・・・クソ、カッコつけやがって・・・これだと俺らがただの弱虫じゃねーか・・・



166:ニコニーコ

気が付けば彼の存在が私たちの中でこんなに大きくなっていたんだね・・・最初はこうなるなんて思わなかったな



167:剣聖の弟子になりたい人

なんていうかさ、あの人惹きつけられるんだよね。

気がついたら心を許してるっていうか・・・そんな感じ



168:ライーダ

俺が馬鹿やってもいっつも反応してくれるしルーク君くれないし

いいひとなんだよな本当に



169:アール

お前ら色々暴露してるけど、俺が見れるってこと忘れてない?



◇その後投稿がしばらく止まる




―――――◇―――――




「完璧ね」



「「「「「「「「「「「異議なし」」」」」」」」」」」



私たちエクスゼウスとイカれたAI(矯正済み)が起こした戦いもついに終結する。まさか最後にこんなことを私たちに隠していたなんてね。



けどいいわ。この考えは最高よ。実に私たち好みだわ。一見すれば彼の行為は悪であった。でも真実は悪ではなく、しかしそれを知らなければ誰もが幸せという夢を見ることだけは出来た。



その影で何十人何百人の人が死んでいたかもしれないけれど、優しい夢は覚めることはなかったでしょう。



彼はそれを壊した。それこそこの世界にいる全ての人を敵に回す可能性があったし、文字通り数人はその感情のままに行動して敵になりかけた。



それを見ていて面白さが我慢できなかったゴブリンによって彼がしたことの真意は明らかにされたけども、彼に対する罵倒や暴言は消えない。



正直私たちも焦った。



でも彼は私たちの想像を超える人物として、真の剣聖としての器を持っていた。



最高かよ。これはもうこの世界に舞い降りた本物の剣聖よ。いえ、剣聖だけで言うならば他にもいるけれども。



私たちが言う剣聖は彼だけ。五代目剣聖アールは彼一人だけなのよ。



その後彼からはっきりと力強く放たれた宣言はもう録画ものよ。むしろ録画したわ。今できる最高画質で最高音質。最高の機材で出来る限りはしたわ。



ゴブリンの死に際は悪党って感じが出ていて私たちとしても気持ちが良かったし、藤宮くんの覚悟を決めた顔つきはもう最高よ!!!



あれだけで三日は寝ずに生きられるわ。



けどそれで終わりではなくてまさか最後に彼以外のプレイヤー達に彼の、剣聖アールの処遇を決めさせるプログラムを今の今まで隠していたAIには正直やられたわ。



バグは私たちで修正したけど、AIもAIなりに今回のことに責任を感じていたのかしらね。だからAIなりの責任の取り方をしたんでしょう。



でもまさか私たちと同じようなやり方を選ぶなんて驚いたわ。子は親を見て育つとはよく言うけどAIも同じようなものなのかしらね。



「さて諸君。今他ではどうなっているかしら?」



「録画録音正常に作動中」



「外部からの邪魔なものは遮断済みです」



「本社にも同じ映像を送っています。代表が大発狂して喜んでいるそうです」



「助役が金に糸目は付けないから全力でやれって来てますぜ!!ヒャッハー!!!!」



「動画投稿サイトにも誰か生放送で投稿していますね。視聴率が中々エゲツナイですわ。宣伝あざーす!!」



「なんか海外展開の打診が鳴り止まないって歓喜の悲鳴が受話器の向こうから流れてきますね。一応自動翻訳機能準備しときますわ!!」



「似非フェミニストどもが煩いけどそれ以上にファンからのメッセージがヤバス」



「似非共は表現の自由の敵だから放置しなさい。しつこいようなら黙らせなさい」



こっちもあっちも大盛況よ!ただの一プレイヤーの発言でここまで世間が動くとか驚くしかないでしょうね!!!



しかもプレイヤーへのフォローもばっちり!!と言うかそれどころじゃない重要案件投げつけたからそんなこと一々気にしてたらヤバイ状態に近いけどね!!



けど私たちは予測済みよ!!彼ならNPCだけじゃなくてプレイヤーすら動かせると信じていたからね!!!




剣聖をなめんじゃ無いわよ!!!



さて、今回のこの選択はなかなかに面白い選択ではあるわ。でもね?ひとつだけ足りないことがあるのよ。



「主任、準備完了です。あとは結果次第ですね」



「一応いつでも出来るように準備しといて正解でしたわ。おかげですぐにアール氏観察に戻れるでござる」



「数秒すら惜しいですからね。事前に用意だけしといて正解でござろう」



選択の結果与えられる報酬を用意していなかった件よ。大規模なイベントに景品は付き物よ。プレイヤーに限らず参加者はそれを望むわ。



処遇を決めてはい終わり、ではただの会社員に対するものよ。お客に対するものじゃないわ。ましてや剣聖である彼に対してよ?



アイテムとかじゃ私たちの気が収まらない。本当はもう少し時間をかけて再会してもらうつもりではいたけど今回は大盤振る舞いよ!



そしてこの再会は彼だけでなく、他のプレイヤーにも間違いなく響く出来事になるわ。例えどっちに転んだとしてもね。



「「「まぁこっちは既に結果見えてるんですけどねぇ?」」」



「「「「「それな」」」」」



「「「「「「「「「「最高!!!ヒィーハァー!!!!!!」」」」」」」」」」



「うるさいわよ!!!もう少し声に出さずに喜びなさい!!!私みたいに!!!!」



さぁ!!私たちエクスゼウスからのファンサービスの時間よ!!!!


感想お待ちしています。

マルチエンドとかはないよ?

だってエクスゼウスだもん

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] よく考えたら、英雄って、敵からしたら「悪魔」とか、そんな感じだよね。幼○戦記がいい例。そこに元仲間がいても、友がいても、親が居ても、敵ならば殲滅し、味方を勝利へと導く、殺戮者。ある意味今回の…
[一言] 剣聖が最後までいったら 星読み人が剣星って書いて けんせいってなりそうだね!
2020/04/28 15:55 剣聖に惚れた人
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ