133:クエスト『妖精竜の討伐』Part1
所で一話3000程度、気分が乗ったときた無制限に多くなりますけど・・・
普段投稿するなら一話につき、3000文字と6000文字程度ならどっちがいいです?
変わるのは今後する予約投稿分(10月中頃)になるとは思いますけど。活動報告にあげときますので宜しければ教えてください。
平成ライダー最高だぜ。ありがとうジオウ、ありがとう平成ライダー
ゼロワン前日に映画見て切り替えてきたぜ
「ならその妖精竜に言ってやめさせればいいんじゃんないの?僕らはクエストが簡単にクリアできる。その妖精竜も死ななくて済む。これでよくない?」
確かにルークの言うとおりだ。それで解決するならいいだろう。だが、そう簡単にはいかんだろ。
「レイレイ、妖精竜について教えてもらえるか?」
「妖精竜は知性が高くて仲間意識が強い龍種のモンスター。雑食でなんでも食べる。普段は人前に姿を現すことはほとんどなし。あとは妖精種のモンスターも自分たちの仲間だと認識してる。他には・・・ブレス攻撃が厄介かな、攻撃性はないんだけど受けると状態異常マシマシでソロだとほぼ負ける。あと何げに攻撃力が高いからそれも要注意だね」
「だそうだ」
「だそうだって・・・・よくわかんないんだけど?」
「ったく、少しは考えろって、仲間意識が高いってことは仲間が殺されたら復讐する十分な理由になるんだ。一度復讐を決めた奴っていうのは簡単には止まらない。それこそ相手が死ぬまでな」
三代目が最近一番身近な例だろう。自分を殺した存在が生まれた世界を許さないっていうブッ飛んだ復讐相手がいるわけだし。それに比べれば可愛いものだ。
「・・・・こんな簡単なクエストのはずだったのにどうしてこんなに複雑なのさ?」
「それが”プラネットクロニクルで遊ぶ”ってことなんだよ。全てが現実と変わらない。小さな依頼の中にもいろんな人の考えや思いが入り混じっているんだ。知ろうとすればするほどな」
「・・・・・」
「とは言え妖精竜はとりあえず倒す。殺すまでいかないとしてもな」
「えっ?今の流れ倒さない流れじゃないの?」
何を驚いているんだルーク。俺は一言も倒さないとは言っていない。あくまも依頼の経緯を知りたかっただけだ。
それにモンスターに入れ込んで人間種滅ぼすことになってみろ。俺もスイッチ切り替えて完全に魔剣聖ロールで大量虐殺し始めるぞ?
「どんな理由であろうとも、どちらが先に手を出したとしても、双方が手を出した時点でどちらが悪いなんて言えない。俺らは人間側にもう肩入れしたんだ。やることはやらないといけないんだよ」
実際ここまで考えずに、ただ妖精竜ぶっ殺して依頼完了させるのも一つの終わり方としては正しい。むしろそっちの方が気持ちよく終われるんだろう。
俺としてはアフターストーリーの癖でそういう所まで気になったりするから調べちゃうんだけど。
「それならどうして知ろうとしたのさ?」
「そりゃお前、適当に依頼受けてそれがキッカケで大虐殺イベント発生とか嫌だろ?」
「・・・・・・・確かにヤダ・・・・僕そんなことしたくない・・・」
「その話つながりでだ。どうするルーク?ここで降りるなら別にかまわねぇぞ?」
「・・・・レイレイ姉ちゃんはどうするの?」
同じようにやりにくいと言っていたレイレイにルークは尋ねる。返ってきた答えは意外にもあっさりしたものだった。
「アタシはこのまま参加するよ?殺りにくいけど、殺れないわけじゃない。それに世の中綺麗事だけじゃ生きていけないからね」
「・・・・・・現実って残酷なんだね」
こいつ最近思うけど結構難しい言葉知ってるよな。実はアバターは子供だけど中身おっさんとかじゃないだろうな?
「アバター設定で年齢はある程度重視されるからそれはないよ?」
「解説ありがとうリーク。安心したわ」
中年のオヤジが泣きじゃくるとか想像しただけでちょっとビビる。引きはしないぞ?ビビるだけだ。精神年齢的にもな。
「・・・よし!!なら僕も参加する!!始めたことは最後までやるのが大切だもんね!!」
「なんて言うか・・・子供の成長って結構早いもんなんだな」
「だ!!?誰がバカ師匠の子供だよバーカッ!!?せめて弟とかにしてよ!!・・・・あ」
盛大に自爆かましてくれたルークはこの後しばらく俺におんぶされながらひたすらポカポカ背中を叩いていたのである。
『龍の住む林』
足を踏み入れた林はなんというか不思議な林であった。木々の高さが5m以上はあり、枝葉は最低でも地面から4mは高い場所にのみ生えている。
足元にはコケが多く、石などはほとんどない。ぬかるんでいる訳ではなく、本当に地面をコケが覆っている状態だ。
モンスターの気配だが案外生息しているようで鳴き声は聞こえるし、何か重量のある足音も聞こえてくる。
妖精竜を探して歩くこと15分程度すると、モンスターの姿も徐々に現れ始める。
こちらを警戒しているのは子供と同じくらいの大きさがある赤いトカゲ。
興味ないようで木の樹液を器用に舐めている六本足の狼みたいなやつ。
そして先程からずっと俺たちの上を旋回しながら飛んでいるおそらく中型の飛竜。
敵意がありそうなのは赤トカゲくらいで他のモンスターは俺らを狙っているようには見えない。あくまでも様子見程度っていう感じだ。
「どうする?上のやつは多分ゴライドスっていう中型の龍種。赤トカゲはキルギリザード。多分私たち全員が意識を外したら襲いかかってくる。六本足はボーラクルフ。コイツはこっちから仕掛けない限り襲ってこない」
「無視してもいいけど赤トカゲだけはダメ。アイツは一匹いたら十匹はいると考えたほうがいいよ」
「ならとりあえず赤トカゲだけ始末して他は放置だ。目的はあくまで妖精竜。それでいこう。ルーク、ついて来い、やばかったら助けてやるから」
「八つ当たりしてやる・・・!!!」
おぶさっていたルークがおりるといつもの刀に手をかける。ガンテツさんのところで鞘を加工してもらい、ルークでも抜きやすいようにしてもらった一品『始刀:無名』と言うそうだ。
鞘から刀を抜くとルークはいつものように構える。
「師匠、妾はどうしようかの?」
「リークたちと周囲の警戒頼めるか?」
「心得た」
久しぶりにルークと二人での戦闘だ。どれだけ動けるようになったのか楽しみだ。
装備セット『投刀:抛』『真刀:戯』『双子星の剣』『双子星の篭手』。ルークとの共闘なので抜くのは『真刀:戯』だけだが、これだけ装備してれば何かあっても問題ないだろう。
「先手必勝、ルークついて来い」
「言われなくてもそうするやい!!」
同時に走り、赤トカゲとの距離を詰めていく。赤トカゲもこちらの敵意に反応し、こちらに向かってくる。そしてリークが言っていた通り、どこからともなく三匹の赤トカゲが姿を現した。
どこにいたのか、どこから湧いて出たのか正直わからんが、気配は感じなかった。
「出てきた時点で関係ないけどな、『初月雀』」
まずは軽めに挨拶。地面を這わせるように飛んでいく斬撃。それを追うように走るのはルーク。俺はワンテンポ置いて斬撃が向かう方向とは別の方向にいる赤トカゲに狙いを定める。
『シャァァ!!!!』
「あたるか」
接近しながら赤トカゲは消化液らしい液体を吐き散らす。回避してとりあえず顎を切り落とすように刃を入れる。
『シャァァ!!』
意外と硬い。歯にでも当たったのだろう。体液は出ておらず、綺麗に刃だけを止められた。赤トカゲの目は『勝った』と言うような目をしていた。
「『血眼雀』」
『ギシャァ!!?!?』
歯で止めた程度で勝ち誇ってたのでそのまま歯ごとストンと切り落としてやった。悶絶する赤トカゲの喉に突き立てるようにそのまま『真刀:戯』を差し込む。差し込んだまま刃を横へ向けて引き抜きながらなぎ払う。切ったトカゲはそのまま魚の背開きのようになりながら光となって消えていく。
「ルーク、頭上注意」
「『血眼雀』!!」
同じように赤トカゲの口から体内へと刃を突き立ててたルークは、そのまま後ろに下がりながら、トカゲの腹を切り裂く、血潮が乗った刃をそのまま振るい大きく空に円を描くようになぎ払う。
「食らえこのヤロー!!!」
振るった剣先が赤トカゲの目を切り裂き、そのまま落ちてくるので眼球を押し込むようにしながら顔を切っていく。
そんなルークの背後からもう一体が迫ってきたので『風瓶:エリシオン』でルークの背後に移動して、飛びかかってきた赤トカゲを迎え撃つ。
「死ぬほど痛いから踏ん張れ『星波ピスケス』」
『ジャャグィッ!!?』
吐き出そうとした消化液が、喉を蹴り上げたことで止まり、目から流れ出た。
吹き飛ばすつもりはなかったので衝撃を軽めに、蹴り方を面ではなく点にすることで飛んでいくのを防いだ。
赤トカゲは俺の蹴り上げた足先で吊るされるように垂れ下がっている。ってか重。
「ウォリャァァ!!!」
「ハッ!!」
ルークが焼き鳥のように刺さった赤トカゲを振り回して投げ飛ばしたのを見て、その方向へと垂れ下がった赤トカゲを蹴り飛ばす。二匹ともそれぞれを巻き込みながらゴロゴロと転がっていくので追いかける。
ルークが走りながら一度鞘に剣を収め居合の態勢に入っていた。視線を向ければ何かを期待するようにこっちを見てきたので応えてやるとしよう。
ルークと同じように『真刀:戯』を鞘に収め、同じく居合の態勢を取る。
刃の範囲まであと・・・・3・・・2・・・1・・・ここだな。
「「天匠流抜刀術『鏡雀』!」」
より実戦に特化した俺の鏡雀。ルークは横から、俺は縦から放ち十文字切りのような形で二体のトカゲを切り裂く。だがこれでは終わらせない。放った刃を持ち替えて次の技に入る。
「「派生『神斬雲雀』!!」」
互いに背中合わせになるように大きく回りながらなぎ払い。それぞれの鞘に得物を収める。
刃に乗った血潮を振り飛ばし、”キンッ”と金属音を立てながら鞘に収める。見なくてもわかる。合計4匹の赤トカゲは全て討伐完了だ。
――――『キルギリザード』四匹を撃破しました
――――素材:紅蜥蜴の鱗×2、紅蜥蜴の爪×3を入手
――――『UtS:師範代』『UtS:継承者(五代目剣聖)』の効果発動
レベルは上がらなかったが無事戦闘終了だ。少しルークに合わせるために速度を落としたが、それなりに速くなっていたので素直に驚いた。
これは俺もオチオチしてるとあっという間に抜かされそうだ。
「いえーい!!師匠!!はい!」
「ん」
ハイタッチを希望してきたので手をかざすと嬉しそうにジャンプしながらハイタッチしてきた。
「どう!?僕強くなってる!!?」
「俺からしたらまだまだだ。調子乗るな」
「ちぇー・・・あっ・・」
お前すぐ調子に乗って油断するから少し厳しめに評価する。じゃないとせっかく良い物を持っているのに腐らせるかも知れないからな。
「・・・えへへ・・・」
代わりに頭を撫ぜてやるくらいにしておく。これくらいならこいつも調子には乗らんだろう。最近は嫌がる様子もなく、素直に喜ぶことが増えてきたので俺としても嬉しい。
たまに前みたいに元気がある方がいいこともあるけど。
「師匠・・・・この小僧は本当にあの小僧か?」
合流したギンが何やら不思議なものを見たような目でルークを見る。気に入らないのかルークはジト目でギンを見る。因みに俺の手は現在もルークの頭上で動いている。
「なんだよ・・・僕が素直に褒められてちゃダメなのかよ?」
「いやそっちではない。ルークお主随分と腕を上げておるではないか。妾もここまでとは正直思っておらんかったのじゃ」
「っっっっ?!?!?!?!?!?!」
「いやなんで俺?」
恥ずかしかったのか俺に顔をうずめながらポカポカ殴り始めるルーク。自爆しただけだろお前。
「「 」」
あとお前らふたりはそのハイライト消えた目をやめてくれ。俺にそっちの気はないから安心しろって。
ただ依頼を受けて倒すだけじゃないのがプラクロ・・・もといエクスゼウスquality
世の中単純じゃ無いんですよ。まぁ今のところは倒すつもりだけど。
関係ないですけど、最近とある動画投稿サイトのカレー作ったり、KTC再現する動画見ててカレーバターチキンカレー食べてみたくなった




