第一章 13話 【昇格試験とカイルの実力】
本日は投稿終わりです!
ほんと戦闘の書き方が、難しいです。。
意見・コメント御待ちしております。
現在、俺達はギルドのテーブルに座っている。今日は昇格試験の日らしい…
「昇格試験かぁ…シルフィはもともとSクラスなわけだから受けないとして、俺とリエラは受ける必要があんのかぁ…めんど(´・ω・`)」
「しょうがないじゃない!英雄クラスじゃないと受けれないクエストもあるし、もしかしたら【死神】に関するクエストとか受けたりできるかもしれないじゃない!」
「だとしても、見習いから英雄まで道のり長すぎるだろぉ?」
「それもそうね…」
と、俺とリエラが悩んでいるとシルフィが予想もしないことを言ってきた。
「…?二人は昇格試験受けないんだよ…?軽い面接は…あるけど…」
「は?」
「え?」
俺達は気の抜けた声を出してしまった。
「ど、どういうことだ?シルフィ?」
すると階段の方から…
「いやー!すまんの!遅れてしもたわい!」
「あ!老いぼれ!?」
「誰が老いぼれじゃ!?まだ50じゃぞ!」
(老いぼれじゃねぇーか。。。)
俺は心の中でつぶやいた。
「おい。じーさん!どういうことだ?」
「お主らは、前儂が頼んだクエストをこなしてくれたじゃろ?」
「あー。そういえばあったなぁ…そんな頼み…」
「あれは一応クエストとしては成り立っておるからの。儂の権限でお主らのランクを上げたのじゃ。ちなみにランクは、Aクラスじゃ。」
「おー!!!じーさん分かってるじゃねぇーか♪もう老いぼれじゃねぇーな♪おっさんだな!」
「おい。。それもあんま変わっとらんぞ…それは置いといて。なので今回は軽い面接的なのを受けてもらうつもりじゃ!なーにお主らの実力は申し分ないわけじゃ!面接なぞ普通にしとれば受かる。」
「その面接とやらは、じーさんがするんじゃないのか?」
「儂がやっても意味ないじゃろ?お主らの事は分かってるのに。」
「それもそうだな。他の冒険者がするのか?」
「そうじゃ。お主と同じAクラスの冒険者が面接官じゃ。変わり者が多いがいいやつらじゃ♪安心せい♪」
…不安だ。Aクラスは嫌な思い出しかないのに。俺は嫌な予感がしてならなかった。嫌な予感が当たらないように祈っておくとするか…
「失礼します!」
俺はそう言って面接場所に行くと。
…嫌な予感は的中してしまっていた。
「あ!?カジツ!?お前様がAクラス候補になるだとぉぉぉぉ?」
…男だった。何でこう嫌な予感って当たるのかね…俺は泣きそうになりつつも面接ということもあり気を引き締め直した。
「本日はよろしくお願い致します。」
「お前様なんか、受からねぇよ!?俺様が受からせねぇよ!!!」
おい。てめぇ…それお前の問題なだけだろ。
「カイル!!!」
「な、なんだよ…」
「お前はうるさい。少し黙れ!」
「わ、分かったよ…」
もう1人隣にいる面接官の方が男を制した。
「すみません。この男はあまり気にしないで下さい。最終決定権は私にありますので。」
「あ、はい。」
もう1人の面接官は女性だった。歳は18ぐらいでロングな髪をなびかせている。騎士っぽい方だ。
「それでは、始めさせて頂きます。貴方の名前と、こなしたクエストの数、得意な戦闘スタイルをお教え下さい。」
「はい!自分は【カジツ】と申します。ファミリーネームは訳あって言えません。こなしたクエストは1つです。得意な戦闘スタイルは近づいて魔法を唱え、倒すことです。」
「けっ!」
男は不機嫌そうにしている。
「なるほど…すみませんがファミリーネームを言えないのは何故ですか?言った場合、貴方に都合の悪いことでも?」
「そうですね。もし名乗った場合…この町は混乱するでしょう。僕が魔族関係だから!ではないです。」
「ふむ。では貴方のお仲間にも言ってないと?」
「いえ。彼女らには伝えております。大事な仲間ですから!」
「なーにが彼女らだ!勝ち誇ったつもりかぁぁぁぁぁ!?俺は諦めてねぇかんなぁぉぁぁぁぁ!」
「黙れ。」
「は、はい…」
なんだよあいつ。あいつここにいる意味あんの?
「すみません。お見苦しい所を。」
「いえいえ大丈夫です!」
「ありがとうございます。それでは面接は以上となります。」
「え!?もう終わりですか!?」
「はい!以上となります。お時間ありがとうございました!」
「あ、はい。こちらこそありがとうございました。失礼しました。」
俺は面接を終えた。(え…なにこれ…これだけ?短すぎね!?)と驚いていると隣からリエラも出てきた。
「お、リエラ!お前も、終わったのか!?」
「ええ。それにしても変な奴ら多くない?」
「あ、お前んとこもいたの…?」
「いたわよ。うるさい奴と静かな奴。ここのギルド大丈夫かしら?」
「あー。それは俺も同意見だ。」
そして、下で合否を待っていると。
【今回面接しました。カジツ様。リエラ・アルフィ様。合格となりましたのでギルド長室まで御越しください。】
「よし!」
「当たり前よ!」
「…おめでとう…二人とも…」
「ありがとう!シルフィ!そんじゃ、老いぼれんとこ行くか!」
「良くやったのお二人さんよ。これでAクラスに昇格じゃ!と…言いたいのじゃが…1人納得しておらぬ者がいての…」
あー。あいつか。何となく分かるよ。出てこなくてもわかる。
「その者の名は…」
「俺様だーーーー!!」
こいつ。めんどい(´・ω・`)
「お前様の合格は俺様が納得してないわ!これから俺様と勝負しろやぁぁぁ!!それで決めるぅぅう!」
「やだよ。。。何で俺がお前と決闘しなくちゃいけないんだよ。無駄な労力使いたくねぇ。」
「お前様はそれでも、天使達を従えてる男かぁぁぁあ!?」
「だから!従えてるわけじゃねぇよ!」
「我慢ならん!ここで斬る!!!おりゃぁぁぁ!」
「カイル!止めるのじゃ!!!」
じーさん…止めてくれようとしてるとこ悪いな巻き込むぜ…。
【時間停止】
まったく。こいつどうするか…このまま蹴り飛ばすか。
「おらっ!」
「ドコォ!」
「ガハッ…お前様ぁぁぁ…何故…何故…俺様が吹き飛んでいる…何をしたぁぁぁぁ!?」
「秘密♪」
「お、落ち着くのじゃ!とりあえずここでは止めい!?決闘場に行くぞ!」
「分かったよ。」
「ギルド長の言うことならしょうがねぇ…くそ。」
「なら、始める!
お互いに正々堂々と勝負じゃ!よいな!?」
「分かってるよ。」
「ギルド長、良くみててくれよ!?俺様が勝つとこを!」
まだ、勝つ気でいるのか。しょうがない。リエラ達に心配かけない為に。あれもするか…
「開始!」
「おりゃぁぁぁ!見ろ!俺様の剣の速度!これでは見切れんだろう!?天使達にも見せたかったぁぁぁぁぁ!!!」
「確かに速いな。だが…止める事ができる俺には効かん!」
「【時の理よ、全ての時を止め、全てを停滞させよ】【時間停止】!」
カイルは止まった。
【意識解除】
「なっ!?これはなんだ!?身体が動かないだと…」
「大丈夫か?これが俺の能力なんだわ。【時間】を意のままに操ることができる。勘違いしねぇでほしいのは、お前を拘束とかしてるんじゃあない。ここの今の【時間】を止めてるんだ。だから見ろ。ギルド長も動いていない。」
「そ、そんなの…ありかよ…反則じゃねぇかよ…」
「そうだ。【時間】を止めるなんてやっちゃいけないことだ。でもこれを使って俺は成し遂げなきゃならないことがある。これをお前に見せたのはお前がそれなりの覚悟がある奴だと思うからだ。…あと俺の知ってる奴に似てる…からだ…」
「そうか…この状態ならお前様の勝ちだな。認めるよ。お前様は強い。」
「ありがとな。」
「…」
「でもなぁぁぁ!!!俺は天使達の事は諦めんからなぁぁぁ!必ずお前様の魔の手から救いだしてやるぅぅぅ!!!」
「だから!もう無理だって!あいつらは諦めろ!」
「無理だぁぁぁ…あの天使達は…いつかぁ…必ずぅ…」
「ぐぇっ!?」
「あ、すまん。つい手が…」
「やっぱり年下好きかぁぁぁぁぁ!?渡さんぞぉぉぉ!」
「もういいよ!この絡みは!?」
「ん!?終わったのか二人とも!?」
「あぁ。じーさん。俺の勝ちだ。」
「俺様の負けだ。」
「勝者、カジツ!」
俺はこの世界に来て、初めて友と呼べそうな気がした。頭はおかしいが元の世界を思い出させてくれる。愉快な男だ。この出会いは何かの縁かもしれんな。
拓也…お前並みに気持ち悪い奴もいたもんだぞ。(笑)
俺は異世界でも楽しくやってるぞ♪
友と呼べそうな気がする…(ヾ(´・ω・`)




