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テレビリモコンを直そう

わたしは「ボタン不良」で買ったテレビを直して使っています。(PC用のサブモニターです)

ジャンク扱いだったので滅茶苦茶安かったです。

で、初期設定にリモコンが必要だったので直したという話になります。


「だぁぁぁぁああああああめんどくせぇええええええ!!!!!!!!!!」


 アルミホイルに粘着力が強めの両面テープを貼り付け、縦2ミリの横5ミリ程度の大きさにハサミでカットしている俺。

 このサイズになると、かえってカッターナイフでは危ないのでハサミのほうがいい。

 そしてそれを貼り付けていくだけの単純作業。

 時間は、3時間前にさかのぼる。


――


「せんぱいやばいっす。テレビのリモコンが効かないっす」

「電池交換はしたか?」


 テレビのリモコンが効かないときにまず試すべきことは、電池交換。

 リモコンの電池は消耗が少ないので、気が付かないうちに終わっていることがよくある。

 単純にそれだけで直ってしまうこともある。


「当然やりましたっす。症状としては、電源ボタンが効いたり効かなかったりして、選局はちゃんとできるっす」

「あー、大体わかった」


 テレビのリモコンというのは意外と構造が単純にできている。

 電池から流れてきた電流が、ボタンの裏側で止まっている。

 そして、ボタンの裏側には導電性を持ったゴムや塗料が使われている。

 ボタンを押すことで回路がつながり、選局や音量の調節が行われるという仕組みだ。


 この「導電性」というものが意外とくせ者。

 基本的に普通に使っている場合はそこまで問題にならない。

 ただし、日常的にザッピングと言われる「なんか面白そうなのないかなー」と適当にチャンネルを変えていくという事を繰り返す。

 一回一回は大したことが無いが、何百回、何千回、何万回とボタンを押されていくことでボタン裏が削れてしまう。

 その結果導電性を持つ部分が無くなってしまい、ボタンが効かなくなるという現象が起きる。


「……ちなみに、お前の使ってるのは吸収合併で消えたメーカーだったよな?」

「はいっす。せんぱいが中古屋さんで見つけてきてくれた19型っすね」

「しゃーない直すか。 ……まぁアルミホイルでいっか。安いし楽だから」



 ぶっちゃけコレっすっと言いながら持ってきた鏡花。作業がやりやすくて助かる。

 今時は薄型になったから持ち運びが簡単で助かる。


 こういったリモコン不良が起こってしまった場合には手段が3つある。


 まず一つ目はメーカーのサポートに連絡をして、新品や互換品を購入する方法。

 これが一番簡単で、かつ確実。

 ただし、送ってもらうまでにそこそこ日数がかかってしまう。

 

 次に二つ目として、電気屋にて互換リモコンというものを買ってくるという方法。

 対応しているテレビであれば一部の機能が使えなくなるかもしれないが、ほぼ問題はなく使えるようになる。

 在庫さえあれば、すぐに使えるので即応性もいい。


 今回はそのいずれもできない可能性がある。

 吸収合併でメーカーが消えているので、メーカーサポートが打ち切りになっている可能性がある。

 調べてみなければわからないが。

 そして、そんな吸収合併で消えてしまうようなメーカーなので、互換品が売っていない可能性が高い。


 つまり、最後の手段として「修理」をするという事になる。


 なお、荒業としてテレビ自体を買い換えるという手段もある。

 リモコンがダメになるまで使ったからテレビも寿命が近いのでは? という考え方からくる。

 そのあたりは個人の考え方になるので否定はしないが、家電リサイクル法の都合上、処分費がかかることは覚悟しておこう。


 とはいっても、テレビリモコンの修理はそこまで難しくはない。

 要は導電性が無くなってしまっているので、導電性を復活させてやればいい。

 ものすごく簡単に言い換えるのであれば、ボタンの裏に電気を流せる薄い膜を貼ってあげればいい。

 どのご家庭にもほぼ確実にあって、電気を流す薄い膜――アルミホイル――を貼り付ければいい。


 強めの両面テープをアルミホイルの光っていない面に貼り付け、分解したリモコンのボタン裏にはみ出さない程度の大きさに切って貼り付けていくだけ。

 この時の注意点としては、「しっかりと貼る」という事に尽きる。

 もし剥げてしまった場合、誤作動の原因になる。

 そのためきちんと脱脂するのを忘れないようにする。


 ただ、基本的にテレビリモコンのボタンは小さい。

 しかも裏側は表側よりも細くなっている場合が多い。

 ちょうど、「凸」を逆さまにしたような形になっているイメージで良いだろう。

 その細いほうの、底面サイズにアルミホイルを切り出しては貼っていく。

 ただひたすら、それだけの単純作業。


「ほれ、直ったぞ」

「あ、ちゃんと電源が入るっす! ありがとうございましたっ! お礼に今日は油淋鳥(ゆーりんじー)つくっるす」


 リモコン不良でテレビを捨てれば数千円。直せば数十円。

 どうせ捨てるなら一度修理に挑戦してみたらいい。

 テレビのリモコンくらいなら電池を抜いておけばどうってことはない。

 レンズ付きフィルム(つかいすてカメラ)みたいに、注意が必要なものはあるからその辺は勉強しなければ危険だけど。


 さて、今度の土日は実家に帰らないとなぁ。

 母親に「ちょっと頼まれろ」と言われている作業があるからな。

本文最後にちょこっとだけ書いた「レンズ付きフィルム」(昔の呼び方では「使い捨てカメラ」)の分解はとても危険なので気を付けてください。(やらないほうがいいです)


アレはカメラ動作用の単三電池と、フラッシュ用ボタン電池の2種類が使われています。

しかもフラッシュ用は専用回路になっていて、コンデンサで大きな電圧にしています。

要するに、感電する可能性が高いです。というか、します。しました。


今時はスマートフォンで写真を撮る機会が多く、そんなミスをすることは無いとは思います。

一応知識としてだけ覚えて置いていただければと思います。

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