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マグネットトレーをつくろう

前回のネジネタの続きみたいな内容です。

 DIY作業をやっていて地味に困るもの。


 それはネジがどこにあったモノなのかがわからなくなるという事である。


 特にノートパソコン小さなネジなどは最悪。


 長さ違いで閉まりません。貫通して壊れましたなんてことも起こりうる。


 ゆえに、俺は養生テープを輪っかにしてそこに貼り付けていたが、ゴミは着くし、机は狭くなっていくしでいいことが一つもない。


 何かいい方法はないかと、大工用具が強いホームセンターを見てひらめく。




「そうだ、マグネットトレーをつくろう」




 早速、100円ショップでトレーを6個とシール用紙、手貼りのラミネートシートを購入。


 事務用品が強いホームセンターで「マグネットシート(片面)」と書かれているものと両面テープを購入して帰宅。


 鏡花が唐揚げをつくっているのをスルーし、自分の部屋へ。




「表計算ソフトを使うか、文書作成ソフトを使うか……。作業効率的に文書作成ソフトで行くか」




 文書作成ソフトを開き、余白を「狭い」に設定。


 でもって、適当な表を挿入。高さと幅をそれぞれ「10mm」に設定して、とりあえずコピー用紙に適当に印刷して様子を見る。


 出来立ての唐揚げを食べて、作業を再開。


 シール用紙に10mmの方眼紙を印刷。


 その間に買ってきたマグネットシートを確認する。


 ……やっぱり黒い面しかくっつかないか。もう片方の本来であれば「在社」とか「直帰」とかのシールを張り付けて使う面は磁石がくっつかないことを確認。




「……せんぱい何やってんっすか? 珍しいっすね単なる工作なんて」


「物を分解したときのネジ位置が分かんなくなるからな。そのための目印として、格子状の目印が書かれたマグネットトレーがあれば楽じゃねえかな?ってなって作ってる」




 マグネットシートの黒い面にシール用紙を貼り付ける。そして、シール用紙を保護するために手貼りラミネートシートを貼り付ける。


 あとはトレーの底面の大きさに合わせてカット。色面に両面テープを貼り付けてトレーに固定。




「出来たけど、一応マグネットの能力を確認しとくか。鏡花、適当な小ねじ無い?」




 鏡花に持ってきてもらった要らないノートパソコンをばらした時のネジを載せてみる。、




「くっついた。……くっついた!!」




 さて、さっそくその実力を試すとしよう。




――




 俺が自作PCをするまでプリンタサーバーとして使っていたノートパソコンがある。


 こいつはすでにかなりの年数が経っている機種であるので、念のためにBIOSのデータ保持用電池を交換しようかな~って思っていたとこだけど、最悪完全分解だからネジ位置覚えるのめんどくさいので二の足を踏んでいた機種だったりする。


 この時代のノートパソコンはかなり作りが丁寧だし、部品の交換もかなりやりやすい機種になっている。


 その反面、分解を考えると非常にやりにくい機種でもある。


 まず、見える部分だけでネジが20~30本前後。


 DVDドライブ(時代的にブルーレイは再生できない)を外したところにおそらく2~3本。


 バッテリーを外したあたりにも2~3本。


 キーボードを外したところにも、多分2~3本あると思われる。


 そのネジの場所を正確に全部覚えろって?ムリだよ。




「こんな本数、電動のボールグリップタイプのドライバ使わなきゃやってらんないって……」




 俺はお気に入りの通常のドライバーのような形をした電動ドライバーで次々ネジを外していく。


 そしてさっき作ったばかりのマグネットトレーに「大体この辺」というのをめがけて置いていく。


 裏蓋のネジを外し、キーボードを取り外し、キーボード裏に隠れていたネジを外す。


 それを別のマグネットトレーに「大体の場所」通りに置いていく。




「うわ、これ楽だわ。作業効率が天と地ほど違う。なんでもっと早く作んなかったんだろ……」




 DVDドライブを外した場所のネジとバッテリーを外したところのネジを外していく。


 その外したネジもまた、別のトレーに置く。


 都合、使ったトレーは3枚。もっと量産してもいいのかもしれない。材料費も大してかからないし。




「せんぱい、いつもネジでブチギレてるのに、今日はやけに静かっすね?唐揚げでも痛んでっすか?」




 鏡花にチョップをくれつつ、パソコンの裏蓋をにある爪をギターピックで外していく。


 そして、マザーボードの固定ねじを外して、また別のトレーに置く。


 今回、6枚作ったけどもっとあってもいいな。置く場所だけ作れば。




「あ、古いから小さい電池だ。手持ちにないから後日だこれ」




 マザーボードに使われているボタン電池は基本的に「CR2032」というボタン電池である。だが、ごくまれに特殊なサイズのものを使っていることもある。今回はそれにあたってしまったので残念。という事になるので、組み立てていく。




「あぁ~、ネジ位置わかるっていいっすねぇ~」


「せんぱい、汚いっす」


「……何が汚いんだ?」


「バカ」




 アホの子鏡花は放っておいて、組み立て作業。


 やっぱネジ位置かわかるようになっているっていいよな。


 作業効率が倍だ。




「俺はなんでもっと早くこれを造らなかったんだ……」

ちなみに、とあるYoutuberさんが使っていたものを参考にしました。

真似して作ってみたところ、作業効率がとんでもなくよくなりました。

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