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キーボードについて勉強しよう

皆さんはどんなキーボードをお使いですか?

 キーボードというものは大きく分けると4つに分けられる。


 一つが最も一般的に使われているであろう「メンブレン式」と呼ばれるものだ。これはキーボードを押し込んだ時に、中にある「ラバードーム」と言われる「凸型」のゴムシートを潰す。そして、潰された「ラバードーム」がキーボード内の薄いビニールに「印刷」された基板を押すことにより、入力を検知するという仕組みになっている。

 特徴としては安い。もちろん、高級モデルもあるが、1000~2000円もあれば新品で購入できる。中古なら下手すれば1000円以下。実際、俺が検証用パソコンに取り付けてるのは500円だった。

 また、「キーキャップ」と言われるタイピングの時に触る文字が書かれている部分を外すのが簡単。そのため、汚れてきたら外して洗うというのが簡単にできる。

 難点としては、キーを押し戻す力は中のゴムシートの力を使っている。そのため、何年も何十年も使うと動作不能になることもある。大体、そうなる前にパソコンごと買い換えることが多いので過度に気にする必要はないけど。


 次が「パンタグラフ式」と呼ばれるものになる。主にノートパソコンに使われていることが多い。この方式は「メンブレン式」が進化したものと言ってもいいと思う。キートップを支える部品として、電車のパンタグラフのような部品が追加されている。この部品がゴムの押し戻す力をサポートしてくれるので、薄型にしても問題なくタイピングが出来るという利点がある。

 ちなみに、難点は分解がしにくいという点。下手にやると壊れる。――俺はこの方式であれば基本的に分解洗浄はせず、アルコールシートなどで丁寧に拭くという清掃方法にしている。――というか、俺自身壊さずに分解する自信はない。


 その次が俺と鏡花が使っている「メカニカル式」というキーボードになる。この方式は先にあげている2つとは全く構造が異なる。「キーキャップ」を外してみるとわかりやすいと思うが、俗に「軸」と呼ばれる「スイッチ」がすべてのキーについている。このキーが押し込まれることで電気が流れ、基板上でそれを検知して入力が行われるという仕組みになっている。

 利点としては打鍵が気持ちいい。そして、知識と技能があれば修理して長く使えるという点にある。

 難点としては、単純に高い。安いものでも5000円前後くらいする。高いものであれば平気で万円単位になってくる。


 最後が「静電容量無接点方式」と言われるものになる。この方式のキーボードは俺自身触ったことがないので、あまり詳しい説明はできない。ただ、大量に文章を打つ人たちからはものすごく評価されている。確か、キーを押したときに発生する「静電気」を検知して、入力を行っていると聞いたことがある。

とにかく高価というのが特徴。その代わり壊れにくいので、長く使うことが前提なのであれば買ってもいいとは思う。というか、ものが良すぎて壊れないらしく中古屋にめったに出てこない。……だから触ったことないんだけど。


「で、せんぱい。私のキーボードを重くすることってできるんですか?」

「出来ることはできるけど、できるならやりたくない……。出来たら買い替えで対応してほしい」

「今のが使いやすいんで嫌です」

「……せっかくだから自分でやってみるか?」


 メカニカルキーボードは「軸」と言われるものがあると言ったと思う。その「軸」にもいくつか種類がある。ちなみに「色名+軸」という呼ばれ方をしている。一応、一般的なものをあげてみる。


 まずは「青軸」と呼ばれるもの。特徴としては「カチカチ」という音がするというものがある。一番「タイピングしている感」があるが、反面「うるさい」と文句を言われる可能性が高い。打っていて気持ちがいいが、オンラインゲームや仕事ではちょっと使いにくいかもしれない。


 次が「赤軸」。特徴としては「とても静か」というものになる。仕事でメカニカルキーボードを使うのであれば、ほぼこれ一択と言っても過言ではないと思う。ただし、「タイピングしてる感」はやや控えめ。


 その次が「茶軸」。ごく一般的なメカニカルキーボードに使われている軸で、特に特徴がない。強いていうのであれば、「赤軸」よりはうるさいけど、「青軸」よりは静かというものになる。俺と鏡花が使っているのがこれになる。


 最後が「黒軸」。最大の特徴は「タイピングが重い」という点になる。イメージとしては「重い赤軸」と思ってくれればいいだろう。重いがゆえにタイプミスをしにくいという特徴がある。なお、人によっては「疲れる」といわれる。はっきり言って万人向けではない。


 他にもいろいろあるが、あまり一般的ではないので今回は割愛。ちなみに、鏡花は「重くしてほしい」と言っていたので「黒軸」にするのがいいだろう。


 以前、鏡花を電気屋に連れてったときに「これ打ちやすいっす」って言ってたのが「黒軸」だった。ただし、「机が狭いんでテンキーいらないっす」って言ってたから、おそろいの茶軸を譲った。俺の予備用だったんだけどね。


「鏡花、はんだの除去とはんだづけしてみよっか?」


 俺はにっこりと鏡花に笑いかける。


「……え、笑顔が……キモいっす」


 失礼な後輩にはチョップをお見舞いしておこう。

 そしてこれからが、熱い時間だ!!

ちなみに、わたくしは中華茶軸と呼ばれるcherryMX互換の茶軸メカニカルを使っていました。

しかし、打鍵音がうるさいので静音モデルに交換しました。なお、作業ミスで何個か効かないキーが……。

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